富山の自然を訪ねる

神通峡と御鷹山訪ねる
      中部北陸自然歩道(細入り村楡原〜八尾町桐谷)

神通川第一ダム左岸上流(春日温泉郷対岸)国道41号線新笹津橋上流に
中部北陸自然歩道

  1. 笹津岩稲線(御前山を訪ねる道)〔大沢野町〕
  2. 楡原・桐谷線(神通峡と御鷹山を訪ねる道)〔細入村・八尾町〕
    起点がある。
    楡原・桐谷線の一車線だが舗装された林道を上る。
    しばらくは、竹の林のトンネルの中を走る。
    3、5KM位で『天糊森』入り口に着く。
       天瑚森公園
    • ニジマスや鯉などを釣れる池。
    • フィールドアスレチックス
    • バービキュウ
    • 宿泊できるコテージ
    • 星の観測
      自然と触れ合える楽しい公園である。

        山裾をしばらく走り“上行寺”の前の急な坂道を上る。
        左は落葉盛んな木々の山、右の眼下に清水谷で紅葉が最盛期であった。
        途中の見晴らしの良い場所から神通川の蛇行と楡原部落が小さくなって行き
        対岸の山、御前山が眼の高さに広がる。
        上るにつれ立山連邦の薬師岳等南越方面の山々を望む事ができる。
                御鷹山登山口の林道峠には約30分弱で着く。
        御鷹山とは、代々の前田の殿様が鷹狩りを行った野山と言われている。    
        峠下には、名水の殿様清水がある。
        少し下がった場所に桐谷や完成されつつある久婦須川ダムと親水公園等が見える
        展望台がある。眼下の桐谷付近は紅葉が盛り
        桐谷村まで20分位下る。

        久婦須川ダムと親水公園
   県営ダムの右岸の湖周道路の上流に石や岩で造られた広い親水公園がある。

        桐谷化石層群 
   又、鉄橋の下付近には、白亜紀の手取層群化石層があった。
   1億数千年前は、この付近は、大きな湖『手取湖』だった。
   よってこの橋の名称は,『海韻橋』と名付けられた。
   上流のト谷・スノン谷では、アンモナイト等多くの白亜紀化石が採集されている。
 

小井波の水芭への道    (八尾町桐谷〜小井波)

   桐谷の橋を渡り水芭蕉で有名な小井波に向かう。
   舗装された二車線位の山道で約20分位で小井波に着く。
   勿論、今頃水芭蕉は咲いてはいない。
   春には、道路のすぐ横で咲いているのを見る事ができるのだが。
    二つの山が寄り添うように並ぶ夫婦山の登山道入り口は、左折する。
   ここからは、細い道。

       猿丸太夫の塚
   少し走ると野原の中にここにも三十六歌仙の一人『猿丸太夫』の塚がある。
   山田村の数納地区と八尾町小井波の県内に2個所に縁の石碑がある。
   八尾に向かう道は細く、別荘川の崖もあり危険な個所もあり注意が必要。
 

林道町長水須線  (大沢野町町長〜大山町水須)

     町長地区から左折して広く舗装されている林道を登る。
     約15分間走ると第二ダム湖、風の城そして遠くに富山方面の市街地が望める
     高台の展望台に着く。小佐波御前山や付近の山々の紅葉は西日に輝いていた。
     起点から約12kmの峠を越すと大山町地区でしばらく降ると
     青いシートが目に付く。恐竜足跡化石を覆っている場所だ。

       恐竜足跡化石
      しかしこの日は、発掘の作業中か半分開かれ見る事ができた。
     この地は、新聞で発見が発表されたが、場所を公表されていない時、
     当時地質や化石等に興味があった時期だったので、
     探し当て写真を撮ってきた。又近くで木の化石を発見して
     しばらく持っていたが大山町の教育委員会に返した。
     今は、採掘は禁止されている。
          

 


グリンシャワーの降る森への道
  (山田村鎌倉〜小牧ダム)

     山田村鎌倉地区で右折牛岳スキー場行きだが直進し若土ダムを左に見て谷地区へ。
            直進すれば、妙厳峡から利賀へ向かうが左折し鍋谷川沿いを上る

                         山田村猿丸太夫石碑「奥山に紅葉・・・」 
   
 富山市から中部広域農道を通って山田村へ
     途中夫婦岩パーキングで小休憩と案内地図で検証する。
     鎌倉地区で右折牛岳スキー場方面に行かず、直進し若土ダムへ
     2〜3Kで谷集落に、右折牛岳方面でなく、山田川右岸林道を直進
     途中、36歌仙の一人猿丸太夫の石碑あり、小倉百人集の
     「奥山に紅葉かき分けなく鹿の・・・」は、この数納部落で詠ったと
     記してある。初めて知る。
     林道は、工事中は通行禁止であるが、…。
     
             妙厳峡<渓>(山田川上流・百瀬川下流
     山田川右岸は、工事個所を除いて舗装され広い。
     対岸の旧居舟村の山々の紅葉は最も見頃であった。
     朝方の曇りから初冬の陽光で色付いた葉っぱの色を
     一層輝きを増した。
     しばらく未舗装の右岸道路を走行するが、対岸の
     ブナ原生林の紅葉は、終わっていて
     高峰山(1071M)の頂上付近の木々は葉っぱが落ち
     枝には昨日降ったのであろう白く雪が代わって咲き誇っていて
     紅葉とのコントラストが印象的であった。

                           深道のブナ原生林
     旧鍋谷分校跡から旧居舟地区への山道を行くとぶなの原生林の森林公園に着く。
     牛岳の東方中腹に林道をへばりつくように恐る恐る走る。
     車一台のやっと通行できる未舗装の道だが山田川の右岸の景色が堪能でき
     すす竹の林もあるようだが小生は…。
     渓流の河原でキャンプができる個所もある。
     利賀村へ行けるだろうが4輪駆動車でなければ危険のようだ。
      
     牛岳スキー場の両ゲレンデを結ぶロープウエーの下を走る。

   
 
(小牧ダム方向から) 

                                                 国道471号線小牧から約2Kで左折林道牛岳方面へ。
     やや広い一車線の鍋谷川沿い林道を6K位登ると展望台に着く。
     西方の山間から砺波の散居村が霞んで見える。
     牛岳トンネル右上部の木立の間から三段滝をかすかに
     望む事ができる。
     トンネルをくぐりしばらく走ると対岸の山の中腹を
     落差約50Mの一本の滝を望める展望台がある。
     4段に落ちるからか、・・・四十ヶ滝と言う。
     滝の付近の紅葉も最盛期が過ぎていて
     又、日陰になっていて初冬の風情であった。
    

牛岳頂上への林道
 (上記・林道牛岳線より)

    右折して牛岳頂上を目指す。
    頂上まで舗装されていて、すれ違いも十分にできる道幅である。
    ユートピアゲレンデの中腹を通り、ぶな林を眺め頂上へ
    5〜7台近く駐車できるスペースがある。
    2〜3分歩いて頂上の鳥居のある牛岳権現社に参拝する。
    付近の笹竹の葉っぱの上にはうっすらと
    今朝方の雪が残っていた
    頂上は、360度の展望を堪能できる。
    富山平野から砺波の散居村、日本海
    そして立山連邦・・・金剛堂山等の飛越の山々。
    当日は、雪を頂いた北アルプスの山々をうっすらと
    眺める事ができた。 

庄川峡大牧温泉への道(利賀村長崎〜大牧温泉)
     百瀬川右岸林道を国道471号線一ノ瀬橋で合流する。
     利賀村役場前交差点を右折し小牧ダムへ。
     3本のゲートから放水されていたが
     白く落ちる水流とバックの紅葉・・・写真を一枚パチリ。
     国道156号線をしばらく走り
     左折して赤い長崎橋を渡り庄川右岸林道を行く。
     車一台やっと通行できる舗装された道だが
     素晴らしい景色に見とれて運転を誤らない様に注意。
     お昼前は左岸の山々、
       午後は、右岸の山々に陽光が照り、紅葉が映える。
       約15分位で大牧発電所に着く。ここで駐車する。
      徒歩15〜20分で大牧温泉に着く。
     早速露天風呂に身を沈める。
     ちょうど良い湯加減で、外気の寒さで長湯ができる。
     赤いもみじを見て湯に浸かる。最高の気分だった。
     入浴料は、未払いで、
     小牧からの舟では、予約なしで、入浴できず
      しかし、車では・・・   お勧めできない。
      あしからず。   

     

     

    

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