私のリウマチ(症状)は、治った。 
        (1944年生まれ 71歳  男性 A型 体育会系)

 2009年 2月20日(金曜日)の北陸中日新聞 11面の生活相談
“紙上診察室”に『リュマチ 完治しないと言われた』50歳女性の診察相談記事が
掲載されていた。

 
 長年通院治療中で主治医に「完治しない」と言われ
ショックで症状も悪化、漢方や鍼灸で改善できるか相談されていた。

 
 相談の医師の回答に、
初期のリウマチは適切な治療で治ることもありますが、
長期にわたる場合、一般的に難しくなります。
と前段で記されていた。


 私(15年10月で21歳の男性)も
身体、特に指先に異常を感じ始めて3年半前、
県立病院の整形外科医師に
問診・手足のレントゲンそして血液検査により
「あなたは、リウマチです。」と宣告され

9年が経過した現在、
リウマチ症状発症前の元気な日常生活を営むことができている。


 
3000m級の山へ日帰り登山をしたり
ソフトボールT部審判員として
全国大会級や日本リーグ級の審判もこなせるように
症状が回復した。



 
健全な日常生活を営むことができているから、
いや「リウマチだった」ことさえ忘れていることが多い。


 『リウマチが、完治した。』と感じている部分が80%、いやそれ以上だが、
それでも現在
県立中央病院“和漢内科”診療を月に一回受診し
薬を服用している。


であるから私は、やはり
【リウマチ患者】に違いない。

 
【薬物治療をしているからこそ
リウマチ症状を抑えているのだろうか。


 そうかもしれないけど・・・・・・

 友人知人や近所の人達は、私の今日この頃の生活態度を見て
私が【リウマチ患者】と認識する人は、一人もいないだろう。


 私のリウマチ症状の最悪期を
日常の生活状況の中で目の当りにし、悲嘆していた我妻さえ
遠い昔の出来事だった様に
時たま「あの時は、これからどうしょうかと何度も思った。」とふと訴える。










 症状による痛みや日常生活の困難さから
 精神状態が悪化していくのが大きな悩みでもあった。


 左右の膝と肘、及び肩関節の腫れによる痛みと機能障害で
 日常生活がこんなにも困難な状態になるとは。
 
 現在正常な生活様式に戻っている事で
 遠い遠い昔の悪夢の様で忘れ去られようとしている。

 
 とにかく、
 私の今の正常?な生活状態に戻れた大きな要因の一つは・・・

 
再び山へ登りたいこと
 それに好きなスポーツをやりたいこと
 ドライブして温泉や写真を撮りたいという
 大きな希望だったことに間違いないようだ。


 この最悪期症状を改善したホンの小さなきっかけは・・・
 些細な趣味を持っていたお陰かもしれない。

 
 リウマチを
 治そう!・・・治ろう!
 
 
 そして又趣味をやろう
 これが私に合った最善の治療法に違いない。

 『 信念持って、前向きに生きよう!』
 『完治しよう』と言う意欲が、
 自分自身の組織を攻撃していると言われている
 リウマチ因子を以前のように外的に向けさせる要因に違いない。

 

 

 
 

       リウマチ症状改善に
             生来の『大の温泉好き』が、
               幸いだった事が、立証されたと信じている。

                            








 
 最悪症状期

   足首や膝の関節が全身の体重を支える事が困難で
  歩く事さえゆっくり体重を架ける様に移動し、
  家の中では壁につながりながらトイレや食事に向かっていた。
  
  20cm程度の段差も交互に上がり下がりできず
  即壁に身体をささえ、一歩一歩体重を支えながら階段を上下していた。

  肩関節も腕を上げる事や後ろへ回す事が困難で
  最も上半身で困ったのは、
  風呂での衣服の脱着とトイレでの下着の上げ下げに
  大変苦労したのが
  あ〜それと
  寝床での寝返りだった。
  身体の向きを変えるのに、
  団子虫のように丸くなり
  腕でなく、脚で布団を押しながら少しずつ
  身体を回転させていた。

 以前50肩の炎症で一年半大変苦労したが、
 それにも増して不自由し、
 その痛さに感情を乱すの何度もあった。

 夜なかなか寝付くことができず、
 風呂上りで熟睡できたと思って時計を眺めても
 3時間位しか寝つけなかったことが毎夜続いた。

 朝食後も直ぐ眠気が出て床に就く。
 昼寝も勿論、睡魔に襲われる。

 正座は勿論、同じ姿勢を5分以上続けていることができず、
 車の運転も腰を移動させながらしていた。
 今思い出すと何と危険な運転していたことだろう。
 「ぞっとする!」

  











 現在の薬事治療では、
    痛みを取り除き
    骨の破壊を抑え
    関節の変形や機能障害をおこさないように

 薬の服用によりこれらの症状を抑えているのだろう。

 しかし最新の血液検査やレントゲン検査では
 全くリウマチを実証する数値や映像は見られなかった。

 月に一度の県立病院の和漢内科、T先生との問診で
 「症状がありませんか?」
 「お変わりありませんか?」等々お尋ねになりますが、
 「山へ行ってきました。」
 「ソフトボール審判して来ました」
 等返答ばかりしていると

 「又発症するかもしれませんから、無理してはいけませんよ!」
 
 妻にもよく言われる。
 「お父さん、やりすぎたらだめですよ!」

 性格的に何でもやりすぎる感は、歪めないが
 反対に、やる意欲が減少したり、
 全く無くなったら 
 私の【リウマチとの対決の敗北】を認める事になる。

 
  関節リウマチは、癌等のように生命を奪うような病気ではないが、
 発症原因や根本的治療法がまだ不明な点が多いので
 【自分自身で完治しようという意欲が最も最適な治癒法ではないかと
  確信 している。】

  



  


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