ふるさとの川 常願寺川の今朝 マ ガ モ 日 記 A    平成15年8月1日(金)〜11月1日(土)
次回 平成15年11月5日〜平成16年4月17日
我が郷土水橋
立山あおぐ特等席・海岸より冬の蜃気楼“浮島現象”が見れる
朝日が顔を出す、標高3000m級の山々が連なる立山連邦に源を発し、
富山平野を縦断し富山平野に注ぐ常願寺川河口付近を毎朝、徒歩で自転車で散策していた。


羽根を切られ飛べないカモ達に始めて逢ったのは、平成13年4月の中頃。
毎朝逢いに行く内に情が移り、エサを与えるようになった。その後の触れ合いやカモの生態等を
四季それぞれの風景を日記風に記録してみた

常願寺川河口より

メス キッポちゃん
     チュッポちゃん

オス ミドリッポ君
   シロツメ君
   ツメナシ君
    ハゲU号君
    ハゲT号君


雪面輝く毛勝三山


真冬の朝焼け

晩秋の剣岳


墨絵のような剣岳
常願寺川源流付近の室堂にて









立山三山
富士の折立・大汝山・雄山
弥陀ヶ原高原と鍬崎山 雪の大谷 雪の大谷
雪の壁高さ約15m位
国の特別天然記念物 雷鳥




 4月28日(月)マガモ達と別れた後、雪解け水流れる常願寺川を横に見て堤道路を上流に向かう。
 途中、小見のトンネルの上で2匹の子ザルがじゃれているのに遭遇する。抱き合ったり,背負ったりしていたが私が近づくと威嚇する仕種が又可愛い。
 立山山麓駅前駐車場はすでに県外ナンバーの自家用車で満車で河川敷駐車場で降り約15分位歩いて駅に行く。
 続々と観光バスが到着し多勢の団体客で今年新規導入されたケーブルカーでの行きを諦め、桂台経由の室堂直行バスに乗って行く。
 対岸の称名川右岸の山並みは、新緑の中に白い山桜がちょうど満開で所々に配置されているように朝陽に映えていた。
 平野部から眺めて立山の峰峰に霞みが架かっていたが美女平から見渡すと澄み切った青空に雄大な立山連邦がくっきりとその勇姿を現した。
 まず鍬崎山が右手に姿を現し、ブナの原生林を過ぎ立山杉の間から見る称名滝や増水時にしか見られないハンノキ滝も劣らない位の勇姿を見せてくれた。
 弘法過ぎる頃から両脇の雪の壁の高さもたくなり、大日岳の雪の面が陽光で眩しい。弥陀ヶ原の雪の平原だ。
 大谷の雪の壁に乗客の中から感嘆の声が行き交う。一番高い場所で約15m以上有るそうだ。
 室堂平は、数メートルの積雪で雪上を自由に散策できる。目の前の立山三山、真砂岳、別山そして奥大日岳の左手,右の浄土山と白い雪で連なっている。
 山崎カールはスキーヤーでなくとも滑ってみたくなるような素晴らしい大自然のゲレンデになっていた。アリのように一列になって滑ってくるスキーヤーの一団が目に入る。
 所々に顔を出すハイマツの一つの中に雷鳥がいるのを発見し写真に取るチャンスに合い感激しシャッターを押す。
 真っ白の羽毛に黒い斑点と目の上の赤いラインが白い雪原では印象的で暫く見とれていた。3m位近づいても逃げようとせず気がついた数人の観光客としばし見とれていた。
 次から次とやって来る観光客には,雷鳥の可愛い姿を見せたいが・・・。ごめんなさい,皆さんに知らせる事をしなくて。
 雲一つ無い真っ青な空に雪の立山が浮かび上がる姿を見るだけで良いでしょう。最高に美しい立山連峰が見れたから。
 
                                     瀕死の野良猫生還し,家族の一員に

 私の名前が『チョビ』、野良猫だったが交通事故に合い瀕死の重傷を負ったところを、たまたま通りかかったこの家の娘さんと遭遇し病院に収容され一命を取り留めました。
  病院の先生によると生後半年くらいで、幸いに頭や顔には損傷はなく腹部や両足の骨にも異常はなかったが肉が見えるほどの重症を数ヶ所負い、2週間近い入院の後この家にご厄介になる事になりました。
 娘サンを始め家族の皆さんは私の命の恩人ですが、私の外に生後間も無い野良猫が拾われたのを含め二匹の猫が同居していて三匹の居候が誕生しました。
 それにしても道路に血や糞を流し、目を剥いていた私を車の助手席に乗せて病院へ担ぎ込んでくれた娘サンにはただただ感謝の気持ちで一杯です。
 誰にでもできそうではありません。勿論入院治療費も負担してくれて・・・。
 早く元気になってみんなと一緒に仲良く遊びたいな!。
 それまで六畳一間で唯一匹のんびり療養中。皆さんひっきりなしに面会に来て、励まし撫でてくれる。本当に生きていて良かった。


立山の秋

色づき始めた山々
平成15年9月22日
室堂から
奥大日岳望む

みくりが池から雄山大汝山望む
平成15年9月29日室堂付近の紅葉
平成15年10月6日 八郎坂より弘法へ登る(約1時間30分)

称名滝周辺の紅葉は、上部で始まったばかりだ。

天狗平は、紅葉真っ盛りだったが。

【日 の 出 前】  10月27日
立山あおぐ特等席$橋商工文化会館より望む

【夕 陽】  10月27日
常願寺川河口付近より
川にゴミや刈った雑草を流さないで下さい。.下流や眺め素晴らしい富山の海岸がゴミで汚れてしまいます。
釣り人さん、釣った魚と一緒にゴミも持って帰ろう!
ふるさとの川  常 願 寺 川 の 今 朝 マ ガ モ 日 記  次回 平成15年11月5日(水)〜平成16年4月17日(土)
ハクセキレイ近くに 今朝も茜色空に剣がくっきりと 11月1日(土)
 今日から11月、今年も残すところ後2ヶ月になってしまった。
 河川敷に咲くススキの穂もそよ風に揺られて…といった風情がこの頃では黄色のセイタカアワダチソウが威勢良くなびく姿が多く見られるようになった。
 飛来の野鳥達は多いに歓迎するが植物の飛来種は現存の草花を駆逐するので多いに迷惑だ。
 上市川堤防は辺り一面黄色のセイタカアワダチソウが咲き誇っていた。ススキとお月さまとお団子という秋の日本の風情が追いやられるかも。
 今朝はいつもの場所にハクセキレイがやって来た。マガモ達に与えたパン片のおこぼれを待っているのかも。
 長い尻尾を上下に振りながら足早に用水口対岸を歩いている。葦の近くの木にも数匹いる。私が帰った後いつもやって来ているのかもしれない。
 悪役のカラスに十分気をつけてやって来て欲しい。 
愛らしいスズカモ 彩雲の中に立山の稜線浮ぶ 10月31日(金)
 白岩川に架かる東西橋を通り今朝の立山はと振り返る。
 右岸河畔の赤く色づきはじめた桜の木の向こうに朝陽であかね色に輝く雲を背景に池の平山や剣岳の優駿な山際が描き出されていた。
 穏やかな緑濃い川の流れもそよ風による波と海から上る波がぶつかり小波立っていた。
 力強くこぐペタルにより風切る音が耳に騒ぎ冷たく通り過ぎ秋深しを感ずる。
 常願寺川堤から川の中ほどを見るとマガモ達5匹とスズカモらしい2匹の姿があった。
 水辺近くの堤に自転車を止め下りて行くとスズカモ一匹がこちらに向かって来る。
 30m以上離れていても私が見え、口笛を吹かなくてもマガモ達より早くこちらに泳いで来る。
 あの小さな眼で良く判るものだなと感心する。警戒もしないから可愛く感じる。マガモは一旦横を向き片目でこちらを認識する。
 今では慣れてパン屑を自分より図体大きなマガモ達と奪い合うようになったスズカモちゃん。
 羽繕いもマガモ達と全く同じ仕種をするから不思議に思う。
 まず嘴を伸ばし口に水を含みやや。上に向ける.その後顔を左右に振る。飛沫が出るがそのまま体の羽根の元を擦る。
 黒い足で首を掻く様子も顔をちょっと横に向け激しく掻く。 
 可愛い縫いぐるみのような姿と愛らしい仕種で今ではマガモ達より私のアイドルになってしまい心和一時だ。。
 水辺の野鳥のさえずり 山々雲に隠れ見えず 10月30日(木)
 今朝の北日本新聞【フィッシング】のページに釣り場のマナーを守ろう≠ニの見出しで針・糸・えさ散乱の記事が掲載されていた。
 毎朝の散策で白岩川河畔を通っていてゴミ等の散乱に嘆き当HPで先週警鐘を鳴らしたが新聞紙上の本欄で取り上げられ感謝する。
 しかし、常願寺川右岸堤防道路横に釣具店があるが
 いつもお客さんである釣り人が店前の堤に車を停め、置いていった?のであろうゴミが散乱していたが今朝は取り分け酷かった。
 白い紙屑が緑の雑草の上に点々と捨てられ川風に舞ったりしていて大層見苦しい光景だった。
 再度警告します。新聞紙上で釣りガイド′f載の釣具店店主殿来客のお客様である釣り人にマナーの警告する記事やポスターでも掲示し
 指導しては頂けないだろうか。
 掲載されている魚拓の黒鯛≠ェ上部に掲載されている釣り場のマナーを守ろうの記事を見て呆れているような目の表情が印象的でした。
 今朝のいつものエサ場にはマガモ達とスズカモは勿論岸辺の木の上や葦の中で鳴く数種類の野鳥のさえずる声を聞く事ができ
 ,しばし爽やかな海風に乗って聞こえて来る波の音とともに熱くなった頭の血を冷ましお釣が来るくらい心癒された。
 (野鳥の鳴き声をインターネットHPで聞き分けてみたが名前は確認できなかった)
ユリカモメさん、長旅お疲れさん! 西空に虹のかけらが、東の空雲高い山並隠す 10月29日(水)
 昨夜も強い風が吹いていたがフェ―ン現象で温かかったのに今朝は一転冷たい肌を刺す風に変わっていて手袋帽子と防寒対策して自転車で家を出る。
 街並みを抜け富山湾が見渡せるる常願寺川河口近くの河畔堤に出ると西の地平線方向に虹の左端が立ち、湾の水平線上に虹の右端部分が浮んでいた。
 虹の半円両端下部のみが鮮やかに見え、七色の内上部が赤色中間に黄色下部に青色が描かれている事をあらためて再確認する事ができた。
 見とれている時、河口沖の海上から十数羽の鳥の集団が強い南風に逆らうように乱降下しながら上流の方へ向かって行く。喘ぎながら飛んでいるように見えた。
 目の前を飛んでいく様子を良く見るとユリカモメだった。昨日から川の中州に既にやって来ている事を確認していたが、
 今朝も何組もの集団となり冬を越す最終停泊地のこの場所に次々と到着したところのようだ。
 遠い北のシベリアから約3000kmを2ヶ月間かけて長い旅を終えた一瞬の光景なのだ。
 不思議にも堤を横切らず、川の河口の方から上流の停泊地の中州の方へ飛んで行く。長い旅で疲れているのか低く飛んで行く。
 この地をねぐらに来年の田植が終わり、餌を沢山食べ十分に体力を付け再び北の方へ帰って行く。
 赤い嘴白地に黒い斑点の愛らしい顔その姿を半年間楽しませてくれるだろう。
 今朝は水辺にマガモ達スズカモと一緒にホシハジロが1羽いて、少し離れたところにスズカモが7〜8羽もいたが私の姿を見て遠ざかって行った。
 マガモ達は口笛を聞き私を見ても横を向き確認してから来るがマガモの家族待遇のスズカモのメスは、聞くか聞かずに姿を見たらいそいそとやって来る。
 近くまで来るがまだ指先までは来ないが人馴れしたものだ。
 しかし気を付けて欲しいみんなと離れると狙うカラスやトンビそしてイタチなど狙う小動物がいるから。 
スズカモ水中に潜る 二日続きの青空に立山の勇姿が 10月28日(火)
 澄んだ青空を映した常願寺川の川面に白いカモメが鮮やかに写し出されていた。
 時々吹き抜ける風を楽しむかのように舞い上がり飛び交っている様子からユリカモメの愛らしい颯爽とした舞姿と容易に感じられた。
 2〜30匹いるだろうか,もうこんなに沢山やって来ているとは思わなかった。
 マガモに付き添うようにいるスズカモの仲間達も辺りに大分多く見られるようになった。
 パン片も良く食べるので自然採餌をしなくなるのではと心配していたが、
 今朝、用水口から常願寺川に合流する辺りでスズカモが水中に潜っているのを目にした。
 水上で反動を付けるように伸び上がった後、身体を丸め嘴の先から潜って行った。
 嘴を水の底に付け何かを探している様にして移動しながら長い時は、7〜8秒位潜っていた。
 この場所は小魚が沢山いる場所だが咥えて上がってくる事はなかったが一生懸命餌を探しているように見えた。
 傍でマガモ達が回遊しているが潜る様子はなかった。以前メスカモが潜ったのを見たことがあるが・・・。
夕陽に映えるマガモ達 快晴の空にアルプスの勇姿 10月27日(月)
今日は休日、やはりいつもより早く目が醒める。
早速寝室のカーテンを開け窓より顔を出し空を見上げ、辺りの景色を見渡す。
澄んだ青空が広がりしかもまだ朝陽が顔を出していないようだ。
胸躍らせ家を出る。向かったのは、立山あおぐ特等席≠ノ指定されている水橋商工文化会館屋上だ。
4階建の屋上からは雲一つ無い青空の中に立山連峰は勿論遠くに飛越や加越の山並み
北の富山湾の海上はるかに能登半島まで望む事ができる絶好の日和となった。
薄明かりの中に青黒くくっきり描かれた立山の稜線が陽が上がり明るくなると共に
青白くなってくるが谷筋の白い雪模様がはっきりと現れ、
中腹の山肌の紅葉の赤味が刻一刻と赤味が差してきた。
素晴らしい大自然の憎い最高の演出が繰り広げられた。
しかも陽が沈み始める頃再び常願寺川岸辺に行き素晴らしい自然の演出を眼の当りにしてに大感激する。
日の出から日の入りまで全く雲が顔を出さなかったのか夕陽がエアブラシで描かれたような
優しい茜色の移り変わりの中に対岸の樹木が黒く浮かび上がって来て幻想的なシーンを感受できた。
目の前のマガモ達の影も大きくなった頃、西の空に弓張月が目に付いた。
沈んだ夕陽に向かってを矢を射るような白く細い上限の月が
辺りが暗くなると共にはっきりと浮かび上がって来た。
しかし立山や剣岳に上がって行く夕陽の赤味を追いかけている内に、
か細い弓張月の姿が西の空にはなかった。夕陽が落ちて行くと共に引っ張って行ったのだろう。
地平線の向こうに・・・。
 飛来のマガモ現れる  振り向く山には雲覆う 10月26日(日)
 昨日の夜は海岸を歩きながら漁り火や秋の星座を眺めたがその後雨が降ったのか今朝は雨は止んでいたが道路は濡れていた。
 家を出る頃は、上空小さな青空があちこちにでき始めてきたが山にはまだ雨雲が覆っていた。
 天気予報や昨夜の星の輝きから雨が落ちるとは思っていなかったがやはり女心と秋の空≠実感した。
 と言うのも今日こそ立山の稜線より上がる陽の光をカメラに収めようと出足良く起き家を出たのに又しても振られてしまった。残念・・・。
 夜半の雨の影響かマガモ達のいる水辺には休日だがハゼを釣る人達は見かけず内心ほっとする。
 河川敷のまだ濡れている雑草の中を歩いて水辺に立つと真っ先に水平飛行でやって来たのはスズカモと一匹のマガモのオスだった。
 しかしそのオスガモ私の方を見てからあわてて川の中ほどへ泳いで行ってしまった。
 おかしいな〜と思っているうちにマガモの5匹がやって来た。先ほど来たマガモは飛来のカモだったのだ。
 一緒に上流の方でいたのだろう。
 スズガモも今朝は陸に上がってき来て私の1m近くまでやって来る。人馴れしてもう少しで指先のパンを啄ばむかもしれない。
 このカモが牽引役となり多くのカモ達がやって来ればいいのに。
 対岸近くの白鳥の里にはまだ主役の白鳥が飛来していない。富山市池田の田尻池には数羽が例年より早くやって来ているそうだ。
 沢山の渡り鳥を連れて自然豊な富山の里にやって来て欲しいものだ。 
マガモ達の妹スズカモちゃん  澄みきった青空に稜線鮮やかに 10月25日(土)
 又遅れをとる。
 抜けるような青空の日、朝陽がまだ登らない時に見せる鮮やかな立山の勇姿を見ようと思うがなかなかタイミングが合わない。
 暦の上では富山の日の出は6時5〜6分頃だが2000m級の山陰から出るのはそれより約20分くらい遅れて顔を出す。
 休日の朝は目が醒めるのが早いのだが仕事の日はなぜか遅くなり後悔する事が多い。
 もっとも前夜に翌朝は山には絶対雲がかからずすっきりと見えると保証があれば起きると思うが今後の晩秋から真冬にかけての
 放射冷却の朝の雪の景色を期待したい。(娘達に買ってもらったデジカメで写した立山をこのコーナーに掲載しようと思っている。)
 それにしても雲一つ無い青空はすがすがしく気持ちがいい。 
 川の青さや広い海の青さが空の青さと一緒に目に飛びこむ河畔の道路を走る頃には水鳥達の気持ちが伝わるかのように心踊る。
 いつもの水辺に地主のアオサギとスズカモ2匹が泳いでいた。嘴の付け根の白さが目立つのでメス2匹のようだ。
 アオサギと一匹のスズカモが去って行くが一匹は近づいて来た。
 口笛を吹いているとマガモ達がいそいそと上流方向からやって来て陸へ上がってきた。
 マガモにはエサを指先で差出し、川面にいるスズカモにはパン片を投げ与えるがマガモ達がそれを奪おうと下りて行くが、
 取られ必死に小さな身体で向かって行くスズカモちゃんだ。
 敵対同士の奪い合いと言うより仲の良い兄弟の奪い合いと言った感じだ。絶対に危害を加えようとせず一緒にいても排除しようとしないマガモ達。
 縫いぐるみの人形のようなスズカモをマガモ達は可愛い妹と思っているのかもしれない。
 食べ終わった後、マガモ達の後ろについて行くスズカモには見ているこちらがほのぼのと感じ心和む。
水辺の仲間たち 西の空に朝の虹映える 10月24日(金)
 朝家を出る頃、それまで降っていた雨も上がり雲間に青空が顔を覗かせてきた。
 景色広がる白岩川河畔に出た時、まだ黒い雲残る西北方向に四半分の鮮やかな七色の虹が目の前に浮び上がっていた。
 朝の虹は久し振り見たような気がする。
 左岸河畔道路を虹を見上げながら走らせ,右車窓より立山はいかにと目をやるが厚い雲に覆われていて開けた雲間から朝陽が射していた。
 富山湾が一望できる常願寺川に架かる今川橋東詰めに着くと遥か遠くの能登半島を背景に沖に浮ぶ数隻の貨物船と並んで、
 練習帆船2代目海王丸≠フマストがはっきりと見る事ができた。
 今朝の富山湾の水平線が青くはっきりと引かれていて湾を出ようと航行している大型汽船や両岸の陸が空中に浮び上がって見える所謂
 冬の蜃気楼浮島現象≠ェ出現していた。
 橋詰めを左折し右岸堤の道路を上流方向へ河口から2〜300m辺りのいつものマガモ達と出会う場所に車を停める。
 水辺では縄張りかアオサギ1羽が川中を見張るように長い首を伸ばし佇んでいて葦の影にマガモ達とスズガモが海から届く波間に浮んでいた。
 今ではこの付近ではもっとも仲が良いグループで、,私の姿を見て飛び去るアオサギも私に気を許してとどまってほしいとつくずく思う。
 ホシハジロや飛来のマガモも下流の橋の袂付近にいるカルガモの集団の中にいるようだ。
 富山田尻池の白鳥達と共に沢山の飛来の各種カモ達が餌付けされている様子を見るとこの地でも各種水鳥達に餌付けできればと思ってしまう。
 陸の上でマガモ達にエサを与えているとスズカモも用水口の石垣の坂を半分近くまで上がって来て私の1〜2m手前まで近づいて来た。
 もう少しだ指先からエサのパンを啄ばむのは。
 帰る頃には青空が一段と広がって来て立山連峰に雪が中腹の谷間に白く輝いているのに驚く。紅葉と雪が同居しているような景色だ。
 毎日訪れても決して飽きがこず心癒される劇空間である。一日として同じ風景画を見ることなく、
 野鳥の声、虫の声、草のなびく声遠くの押し寄せる波の声も耳には心地良く何時しか心和み明日又来る事を誓う。
 肌に触れる川風は冷たい。そう言えば今日は暦の上では霜が降り始める霜降≠セった。
釣り人に警鐘 今にも泣き出しそうな雨雲山を下る 10月23日(木)
 今日の北日本新聞に1ページにわたって掲載されているフィッシング情報を今朝のある事象で怒りを覚えていた事と関連し、
 より一層怒りがこみ上げてきた。
 毎朝白岩川河畔道路を通り、常願寺川左岸の水辺でマガモをはじめ水鳥達と会い海岸堤防上を海や山を眺めながら家に帰る楽しい散策が日課である。
 以前にもこの日記で記したが楽しいはずの散策だがゴミが散乱している光景を目にすると清清しい朝の気分も一瞬に吹っ飛び怒りが頭を叩き始める。
 それは釣人のマナーの悪さだ。
 今日の新聞掲載の魚名考でハゼ≠ノついて載っていたが白岩川や常願寺川そして近年上市川で大勢のハゼを釣る家族連れが楽しんでいる。
 私も小さい頃白岩川でフナや鯉を釣っていた時、外道としてハゼが時々釣れてきた。
 その頃はハゼは貴重だった釣針を呑みこんで、外すのにハゼを痛め付けるように憎しみを込め行なっていた。
 呼び名もグズ∞愚図≠ニ言って嫌っていたが最近では高級魚とし遠方からでも釣にやって来る。から揚げや正月の雑煮の出汁には最高の味とか。
 しかし彼らの残して行くゴミの量に付近住民や散歩を楽しんでいる人達の顰蹙を買っているのは事実だ。
 弁当ガラがあり、おやつの袋があり最も怒りを感じるのは、大切にする釣の用具が入っていた紙袋を用が無くなると捨てて行くマナーに驚きさえ感じる。
 土日には家族釣れでやって来て釣の楽しさを堪能するのは良いが家に帰りハゼがいやその他の釣った魚でも
 良い思い出と共にお腹に入るまでに残してきたゴミの事も思いだし,次回から絶対に魚と共に家にもって帰って欲しいものだ。
 そして、釣ガイドも良いが釣人のマナーに警鐘を鳴らすような新聞記事も載せて欲しい。
 今朝も各地の情報が載っていたが地元の人達の嘆きの声が高鳴っている事をページの何処かに記載する勇気が釣具店のオーナーにないのでしょうか。
 【ハゼ人気グズな奴だが株をあげ】愚図釣る人の株をさげ。  忠行
 今日怒りの日記を書いているがもう一つ訳がある。
 いつものマガモをはじめ水鳥達と会っている水辺に2冊のエロ漫画が紙屑といっしょに散乱していた。
 車でやって来て風光が気に入ったこの地で憩いの一時を過ごすは良いが、安らぎを与えてくれたこの場所を汚して帰ることは絶対にいけない。
 心癒されるこの地を沢山の人達と共有するには自然のまま動植物が心安らぐ場所としてやって来る所に、みんながキッとやって来るでしょう。
 昨日富山市田尻池に冬の使者白鳥が昨年より九日早くやって来た。
 地元の子供達がパン屑などをやると、美味しそうに啄ばんでいる様子が報じられていた。
 立山連峰一望でき、富山湾も眺められるこの地も沢山の水鳥達がやって来てくれることを祈っている。
 今朝も私の姿を見たスズカモがマガモ達より早くやって来た。まず警戒し横をむくマガモより早く・・・。 
飛来のマガモ 山並み雨雲に覆われる 10月22日(水)
  雨足が弱いが自転車では行けず今朝も車で行く事にする。
  白岩川に架かる浦の橋上にある街灯の上に今まで縄張りとしていたウミネコに代わってセグロカモメが定位置を奪ったようで風上に向かって止まっていた。
  悔しいのかウミネコが近くまで寄って行くが大きな羽根で威嚇するようにセグロカモメが嘴を突き出す。
  日一日セグロカメモメの数が増えている。
  水辺から上がってきたマガモ達に猫のえさを、下の水面にいるスズカモメスに小さなパン片を与える。
  残念ながら向こう岸辺りにカルガモと共に他のスズカモやホシハジロがいるようだ。
  帰途に上市川の河口や白岩川水橋大橋上流に沢山のカルガモの他にカモ達が来ていないか見まわが、
  飛来のマガモのオスがカルガモの中に一緒にいたが、他は見当たらなかった。
スズカモのメス陸へ上がって来る  雲間に毛勝三山より北に連なる山並みのみ見える 10月21日(火)
 今朝は小雨も上がったが車で出かける。
 いつもの水辺にはマガモ達5匹と共にスズカモ雌雄とホシハジロが姿を現していた。
 ホシハジロとスズカモのオスが10m近くまでやって来るがそれ以上来ようとしないが、
 スズカモのメスはマガモ達と共に行動し今朝など一緒に陸へ少し上がって来るほど人慣れしてしまった。
 マガモの大好物の猫のエサは食べようとしないが食パンなら激しく食い付く。大好きなようだ。
 決して与え過ぎてはいけないと思い小さく千切ったパン片を3〜4個のみ投げ与えた。
 口笛で呼び寄せる事もできるようになったスズカモのメス,ホシハジロだけでなくもっと沢山の水鳥達がやって来る水辺になってほしいものだ。
不思議な出会い 雲一つない爽やかな青空広がる 10月20日(月)
 連休二日目上空雲一つ無く抜けるような真っ青な空が広がる絶好の行楽日和になった。
 いつもの堤から立山の山並みを望むと鮮やかな山肌が冴え渡っていた。
 色づきも山の中腹に広がっており紅葉見物に何処へ行こうか思案するほど最高の日和になった。
 今秋は立山の紅葉を3週見続けているので黒部峡谷の黒薙温泉へ行く事にする。紅葉最盛期にはちょっと早いと思ったが11月初旬の下見の為にと向かう。
 黒部峡谷鉄道には月曜日と思えないくらい大勢の観光客が峡谷鉄道に乗るために並んでいた。
 幸い一人旅により30分待ちの列車に飛び込ませてもらった。満員の観光客を乗せて峡谷を縫うようにして上流へ。
 両岸の上部は紅葉が見頃だったがダム湖水付近はまだ緑色が鮮やかだった。
 宇奈月駅から約30分で黒薙駅に着く。やはりまだ紅葉最盛期に早い感じだった。
 温泉へは山の景色を見ながら行く林道は崖崩れで通行できずトンネル内から行く。
 峡谷沿いの露天風呂は、注湯中でまだ湯量が少なく河原を散策するがあちこちから湯煙が上がっているので危険だった。
 しばらくして入れる湯量になり陽光に映える山の景色を見ながら入浴し、持って来た缶ビールを飲む。
 この時が我が人生最良の一時と感じ入り,感嘆符を発し続ける。「あ〜あ気持ち良い〜!」と・・・。
 帰途のトンネル内の冷気が心地良かった。
 黒薙駅で宇奈月から来た満員列車から一人の品の良い老婦人が降りてくる。
 一人で温泉に来たのだろうか。服装や持ち物から山の温泉に来るような服装とは思えない。
 駅員が尋ねる。黒部峡谷の紅葉を見に来たけど時間が無いので黒薙までしか切符買って来なかったと。
 何よりも「紅葉がきれいでない」とまだ紅葉が始まったばかりで緑濃い駅周辺の景色に落胆の声を発し続ける。
 苛立ちの頂点は峡谷列車から降りたのは数人のみで満員の観光客を乗せたまま奥へ行った事に声を荒上げる。
 出発駅での駅員の案内の十分な説明が無かった様だ。
 帰りの鉄道の車内で席を並びお話を伺う。
 なぜ一人でやって来たのか。何処へ行く目的で計画したのだろうか.色々尋ねた。それにしても無鉄砲に思えた。
 黒部ダム周辺の紅葉がきれいだとテレビで見たから急に思い付きやって来たと聞いて驚き呆れてしまった。
 東京駅のキップ発売所の駅員に紅葉が見たい思いを告げキップを受け取り案内してくれたのは、JR北陸線の黒部駅までだった。
 そして黒部駅で案内されたのは黒部峡谷玄関口の宇奈月駅までの私鉄電車の案内だった。
 峡谷鉄道での案内は、宇奈月での宿泊予約の無い事と何よりも最終駅の欅平までの往復時間の余裕が無いと思ったのか。
 明日の予定では黒部ダム湖周辺の紅葉を見て松本から新宿行きに乗ってその日に家に帰る積もりだと言う。
 宇奈月駅からアルペンルートの玄関口までの電車の時間や湖の時期のアルペンルートの混雑状況を思うと老婦人のスケジュールは無理があると思った。
 状況を説明し、明日の強行日程を少しでも余裕を持つために今日中に立山山麓で宿泊する事を勧めた。
 そして私が車で送る事をお話する。
 私自身の今日の予定は黒部の紅葉か称名付近の紅葉か迷っていたが3週続きの立山より黒薙温泉露天風呂からの紅葉見物を選んでしまった。
 時期的には1〜2週間紅葉最盛期から早いかなと思っていったが予想が的中ししまったかなとちょっぴり後悔していた。
 これ幸いに高速道路を利用し立山山麓に向かった。
 車内での老婦人は、おじいちゃんの事孫の事そして定年退職後の夫婦の日常生活など全て吐き出す様に語り通しだった。
 定年後おじいちゃんが出不精になって詰らないとか、孫の小さい時は大変可愛がったのに大きくなったこの頃はちっとも顔を見せないとか、
 堂も老婦人の日頃の不満が鬱積していて今度の行動となり爆発したようだ。
 思いがわからないでもないが今ごろ家族の皆さん大変心配しているのではと思うと連絡するよう進言し、
 とにかく山麓での宿泊先を探した。
 一軒目では満員で断られたが二軒目で幸いにも夜の食事はもうできないが素泊まりならできるという事で宿泊する事になった。
 私もホット胸を撫で下ろし無事家に帰られるように元気つけて手を振って別れた。
 ところがである。
 立山山麓駅前でヒッチハイクの若い外国の女性を車に乗せる羽目になってしまった。
 大きなリュックサックを身体の前に置き、映画でよく見る指先を行き先に差出視同乗を懇願する見なれたあの仕種だ。
 私がそのシーンに出くわすとは思ってもいなかった。しかも若い外国女性とはしかも美人ときていた。もっともじっと顔を見回した訳ではないが。
 片言の日本語と英語の単語のみで僅かだが会話ができた。
 それによるとイスラエルからやって来て今朝扇沢を6時に出発し室堂付近を散策し,この後富山駅から今日とに向かい宿泊し、
 明日大阪からイスラエルに帰るということだった。
 富山駅まで1時間くらいしかなかったが帰途のコースは熟知している常願寺川右岸堤防道路を速度を速めて一路富山駅に向かった。
 横の席で余程疲れているのか何十回あくびしたか判らない。頭が下のほうへ垂れていた。
 私もある種の緊張感が解けていて気も軽かった。飛ばし過ぎたくらいで予定より早く駅に着いた。                 
 彼女も大変喜び名詞を交換し握手して判れた。今日二度目の同乗者との奇縁な出会いと永遠の別れを体験する事になるとは。
 全く不思議な一日であった。 
会わずに 上空青空広がるが山並み雲の中 10月19日(日)
 今日の日曜は生甲斐にしているソフトボール審判担当の日、朝からすっきりと晴れて最高の気分だ。
 思いっきり大きな声で一生懸命身体を動かし日頃の小さな室内での仕事のストレス?を発散しようと意気込む。
 仕事中は、室内営業によりまったく太陽の光を受けない日がほとんどで、休日はできる限り青空の下で全身で陽光を浴びたい気持ちになる。
 弘法さんにお参りの後マガモの待つ河原の水辺に向かう。 
 しかし先客があった。
 以前食パン一袋全部与えるあの人がいた。十数匹いても五匹いても一袋全部千切って蒔き与えるあの人だ。
 マガモ達が食べ残しているのに食パン一袋全部岸辺に蒔いて行くのには怒りさえ覚える。
 残したパンをカラスやトンビのエサになり住み付くと野鳥達が来なくなる。注意したいのだが最近は休日のみきている様でこの人の息抜きだと思うと…言えない。
 堤の上から見ているとマガモ達やスズカモのメスも近くにいて食べている様だ。
 寄らずにソフトボール会場に向かう。 
ホシハジロが仲間入り?  川も海も澄んだ空が写り青青々 10月18日(土)
 今日こそ日の出前の立山連峰をデジカメで撮ろうと床から飛び起き慌てて身支度やエサを袋に取り込み家を出たが・・・
 残念ながら1歩遅く朝陽が毛勝・釜谷・猫又三山の上ですでに輝いていた。
 白岩川河畔では休日により多くのハゼ釣の人達がもう釣り糸を垂れていた。
 遠く関東や中京方面からハゼを求めてやって来る。
 海釣をやる次女に「白岩川のハゼを釣に東京からでもやって来るよ」と言っても信用しない。
 もっとも彼女も私もいやこの地方ではハゼを食した事が無い人が多いと思う。ハゼのから揚げや正月の雑煮の出汁に最高だと釣人が言うが・・・。
 ハゼしかりアユや岩魚も年に一回食べるか食べない事があるほど川魚を食べない我が家では。
 海が近く新鮮な地魚をいつも食べれるので昔から川魚を食べる風習がない。
 いわゆるきときとなさかな≠いつも食べ付けているので川魚は食わず嫌いなのかもしれない。
 私はウナギや岩魚の焼き魚や刺身そして骨酒が大好物で五箇山のクロバ温泉≠笊沍のぬく森の湯で食する事ができるので
 温泉とともに食べるのが楽しみで少し遠いが車を走らせる。
 今朝青空を映したいつもの川面に見かけない水鳥がいた。スズカモもマガモも姿が無かったので一生懸命口笛を吹いてみた。
 するとその鳥が段々近づいて来るではないか。10m近くまでやって来てそれ以上近づこうとしないが見かけた事が無い鳥だった。
 デジカメでは撮り難いので車に望遠一眼カメラが入っていると思い取りに行ったが数日前家に居れたのを忘れていた。残念。
 後ほどやって来たがマガモより小型でスズカモよりやや大きく、
 目立つのは頭部から首が赤褐色で羽根部が灰色で嘴が黒っぽいが白い斑点が遠目に見えた。
 家に帰り鳥類図鑑で調べて見るとホシハジロ≠ナないと思った。
 それにしても口笛で近づいてくる所を見るとカルガモより人間に慣れているようだ。
 今は目の前に近づいて来るスズカモメスも最初は10mくらいまでしか近づいて来なかったが、
 ホシハジロも餌付けできるかもしれない.富山市池田の田尻池では白鳥と共に各種のカモ類が餌付けされているからできるかも。
 これが自然破壊かな。でも沢山の水鳥達がこの地で越冬してくれれば良いが。
ダンディーになったオスガモ達 今年一番の冷え込みで素晴らしい日の出 10月17日(金)
 高気圧の影響で雲一つ無い抜けるような青空が広がり、放射冷却で今年一番の最低気温を記録した今朝、
 日の出も遅くなり澄みきった毛勝岳稜線付近から上がるダイヤモンドの輝きのような日の出を見る事ができた。
 (デジカメで日の出の一瞬を写真に撮ろうとしたが電池が切れていてシャッターが下りず撮る事ができなかった。)
 河口左岸から白波撮り込んでのこの秋一番の素晴らしい日の出のアングルだったのに残念!。
 この頃毎朝、いつもの用水口そばにアオサギ一匹ぽつんと立っている。
 昨年もここに居たのでこの場所の主だと思っているらしく、私が5〜6m位近づくと不機嫌そうに飛んで行く。
 長い脚を後ろに伸ばし数回上下に反動をつけ「ガーガ―」と二・三回私に文句を言うように鳴きながら下流の木の枝に飛び去る。
 小さなスズカモの何処に耳があるのか不思議に思うくらい5〜60m離れていても私の呼ぶ口笛が聞こえるのかやって来る。
 茶色のビロードの縫いぐるみのようなスズカモが唯一匹目の前に居て戯れている様子を見ていると
 メルヘンの世界に取り込まれたような不思議な一時になる。心癒される環境である。
 その後マガモ達5匹がやって来たのは言うまでも無い。
 日一日と青首が鮮やかな色に成り羽根の白さも朝陽に照らされ輝きを増し、尾羽の黒いカールもきりりとダンディーな本来のマガモの姿に戻ってきた。
 重ね重ねオスらしく正装しても気にかけてくれるメス達が居なくなったのには可愛そうな気がする。
 しかし諦めるな渡りのメスがモ達が、体格がよく色艶の良い元気な君達を見初めて近づいてくる来るかもしれない。
 私も美味しいえさを毎日与えて協力するからがんばって欲しい。
満腹で近づかず 青空に残月と立山の山並み鮮やかに浮び上がる 10月16日(木)
 上空抜けるような青空の中に残月がくっきりと浮んでいた今朝、
 長い立山連峰の山並みも毛勝岳頂上付近に帽子状の雲が被さっているのみで剣岳の稜線鮮やかに、また赤味を帯びた山肌もだいぶ降りてきたようだ。
 今朝の寒さで一層そのスピードを上げ降りてくるだろう。
 青空を写した川面の向こう岸も秋の装いを深め朝陽で黄金色に輝き眩しく感じられた。
 しかし青い水面をトンビ2匹が数回ダイビングして白片を咥えて飛んで行く。何を狙っているのだろうと不思議に思いよく見ると、
 用水溝辺りからパン片が沢山流れているのが見えた。
 察するに私がここへ来る前に誰かがマガモ達に食パンを与えたのだろう。一度に食べきれないくらい沢山のパンを。
 カラスがやって来ていないのは幸いだが、近くの木に留まるトンビが気になる。
 今朝もカワセミがやって来て用水溝の縁に留まったが小さな野鳥や水鳥の楽園であって欲しい河口周辺の水辺を訪れて欲しくない鳥類だ。
 昨日の夕暮れに海の方から強い西風に逆らって沢山のカモメが川の中州の浅瀬に下りているもの向かっているものと飛び交っていた。
 その大きさからセグロカモメが早沢山やって来ているのだと思われた。日一日とその数を増やしていくだろう。
 マガモ達はお腹が膨れているから来ないのではと思いつつ口笛を吹いていたがやがて下流方向からスズカモを伴ってやって来た。
 やはり近くまでやってこない。残念だが今朝は私の持って来たエサを与えない事にした。
 食後よくやる水浴びや羽ばたきを私に見せてくれたのが私えのやって来た労へのせめてもの情か。
スズカモのお出迎え  標高千メートルから上部今だ雲の中 10月15日(水)
 今朝は富山湾の東部にある生地鼻海岸付近の景色が海上に浮び上がる浮島現象≠ェ鮮やかに見る事ができた。
 秋から春にかけての晴れた日の冷え込んだ朝によく出現するが今朝は特に鮮やかに浮び上がった。
 まだ暖かい海水面に冷たい空気が入り込み、海上に二層ができ光の屈折で陸地上部が上に伸び浮んで見える蜃気楼現象の一つだ。
 地図的には、この地水橋海岸は富山湾の一番奥に入った常願寺川河口で北北東の海上約2〜30km付近に黒部市生地地区の
 生地鼻灯台があるところやYKKの工場建屋が朝陽で薄茜色の空に連なって浮かび上に伸び上がる様に見える最高の見物地点だ。
 今朝は特に北の方の空は青空が広がり放射冷却で冷たい空気が流れこんだのだろう年に数回現れるかの鮮やかな浮島現象だった。
 気を良くしてマガモ達と会ういつもの常願寺河原の水辺に行くと私を待っていてくれたのは、スズカモのメスで口笛を吹くと目の前近くやって来た。
 持って来た食パンを投げ与えると躊躇無く口の中へ入れる。食べ慣れて好物になったようだ。
 やがて上流の方からマガモ達がやって来て先に居るスズカモを無視して陸に上がり私の足元までやって来て強請るように私を見上げた。
 残念ながらまだズズカモメスは上がって来ず、オスも2〜30m付近からこちらへやって来ようとしない。  
 渡りのマガモも姿を見せなかったが、上流中州にはカワウやアオサギそしてカルガモの集団とはっきり見えないが他のカモ類が居るようだ。
 いつもは清流の川も数日前の強い雨でまだ少し濁っているが深まる秋と共に日毎に水鳥達の種類や数が増え静かなこの地も飛び交う鳥達で賑わうであろう。
渡りのマガモオスの出現 雨雲に覆われて 10月14日(火)
 雨粒は落ちていないがやや遅く起床したので車で行く事にしたが既に通勤ラッシュを迎えていた。
 数分その流れに乗り常願寺川に架かる今川橋右岸橋詰で左折し堤防道路に出る。
 慌しい喧騒な通勤路と異なり目の前に広がる静寂な自然には心なしかほっとため息が漏れてくる。
 堤に車を停め水辺に歩いて行く。川面遠くにカルガモの集団の影が見えたがいつものマガモ達の姿はそこには無かった。
 低く垂れた雲に反射するがのごとく私の口笛が響き渡った。
 ところがやや上流で「ガーガ―」戸鳴き声が聞こえたと思ったら川の中程へ向かう一匹のマガモが目に入った。
 オスのマガモだがいつものマガモ達と異なりやや小振りで首の色もすでに緑鮮やかに見え、羽根の部分にも白色が目立ち逃げるような泳ぎだった。
 そうこうしている内に上流方向へ飛んで行ってしまった。渡りのマガモだと感じた。数日前のマガモのメスと今日のオス。
 もう渡りのマガモ達がやって来ていることを確認した。
 その後スズカモを後ろに引き連れ5匹のマガモ達がやって来た。マガモ達はすごすごと用水溝から上がってきたがスズカモは下の水面で右往左往している。
 今朝もスズカモの為に食パンを持ってきた。マガモにいつものエサを差し出している内に川のほうへパンを投げスズカモに与える。
 シロツメ君はスズカモに長田パンを横取りし様と下りて行き食べようとするがスズカモも負けておらず競うように取り合う。
 小さな身体でマガモと奪い合う様に突進するという事はパンが大好きらしく突っつかれ追い返されそうになっても食べたいらしい。
 痛め付けるほど又逃げなくなったほどマガモとスズカモの仲が良くなったのかもしれない。可愛い末の妹と思っているのかもしれない。
 とその時、カワセミが目の前の用水溝横の水辺に立てられた木の杭の上に留まった。数秒いたが下流の方へ水面すれすれに波状飛行して行ってしまった。
 目の前を別の野鳥が横切って行く。
 目に飛び込むも景色、耳に入る野鳥の鳴き声、肌に触れる爽やかな朝の川風全てが心地良い。
 朝の僅かな時間だが本当に心癒される一時だ。 
渡りのマガモのメスが仲間入り? 久し振り厚い雲立山の山並を隠す 10月12日(日)
 郷社の秋季例祭を前に町内会による朝の境内清掃があった。
 大人が2〜3人手をつないで一周するような大きなケヤキが数本有り、枯れた落ち葉が絨毯のように積み重なっていた。
 竹箒でかき集め袋に詰めていた時、境内片隅にある芭蕉句あかあかと日がつれなくも秋の風≠ニ刻まれた石碑を見上げる。
 しみじみと見つめるのは何十年振りだろう。今は朽ち果てて読み取る事ができないが中学生の頃だったと思うが拓本にした時の記憶がよみがえる。
 苦労してできあがった拓本を学校へ提出したかどうしたか覚えがない。
 家に帰り新聞を読むと今日は時雨忌≠ニ言って芭蕉の命日と記されていた。これも何かの縁なのか。
 小さい頃学校から帰るとカバンもほおり投げ境内で大勢の子供達と野球や鬼ごっこ相撲と子供の声が響き渡り暗くなるまで遊んだものだが
 今では子供達の姿をほとんど見かけない。
 落ち葉広がり雑草生い茂る静寂な境内になってしまった。
 清掃も終わり、雨粒落ち始めた頃みんなが待っている河原に向かう。
 下流の方に小型で首の短いカモが唯一匹・・・スズカモのメスがいる。
 口笛を吹き呼んでみるとこちらの方へやって来る。50m以上離れていると思ったが聞こえたのだろう。
 ところがその後にマガモ達がやって来るが、一・ニ・三・・・六匹いる。何度数えても。
 10m位近づいて良く見るとマガモのメスだ。身体は小さく全身褐色で翼に青い羽根が目立つ。
 しかもそれ以上近づいて来ようとしなかった。オスガモとスズカモのメスは目の前までやって来てえさを啄ばむが・・・。
 実は今朝スズカモが食パンを食べるかどうかと思い持って来て千切って投げ与えて見た。
 何と突進するようにして咥えるではないか。マガモと競い合う様にして激しく奪い合う驚きである。
 異常な光景にびっくりしたのかメスガモは、中州の方へ飛んで行ってしまった。
 渡りのマガモのメスだったのだ。近くにマガモのオスもいるかもしれない。
 新聞によると昨日ここより上流200m付近の中州付近で冬の渡り鳥マガンが羽根を休めている所を
 野鳥の会の酒井さんの写真入で掲載されていた。
 越冬地へ行く途中でこの場所で羽根を休めていたのだろう。水鳥達が姿を現す楽しみな季節になって来た。 
マガモ達とスズカモ番仲良く 肌色雲のキャンバスに墨絵のような山並み 10月11日(土)
 おぼろ月・・・は、春の季語だが昨日の夜の満月は正におぼろ月の情景だった。
 真ん丸月の回りに薄っすらと大きな白い輪が囲んでいて、遠くの僧ヶ岳や毛勝三山の山並みのみが薄明かりの中に黒く連なっていた。
 十三夜の鮮やかな月影、次の夜のの明るい大きな流れ星との遭遇そしておぼろげな海岸からの夜景と三日続きの満ちた月夜の散策を楽しんだ。
 今朝も立山の稜線が鮮やかに浮き出て五日続きのその雄大な清清しい姿を見せてくれた。
 いつもの水辺には最近ここにやって来るカワセミの魅力に取り着かれた百沢さんが車の中に三脚を立てカメラを覗き
 木に止まる一瞬のスナップを撮ろうと待機していた。
 用水口の近くに一日数回やって来てしばらく止まり下流の方へ波状飛行して飛んで行くが、
 今朝はカワセミやっては来たが、私がマガモ達やスズカモにえさを与えていた時木に止まる事無く下流の方へ飛んで行ってしまった。
 水面すれすれをコバルトグリーンの背中が上下に波打つように飛び去って行ってしまった。
 スズカモのメスは、私の口笛でマガモと一緒にやって来るようになり、いやそれより早く気が着きこちらに向かって来る。
 オスは下流でこちらの方を気にかけているようだがやって来そうにない。
 マガモ達も蒔かれたエサをメスと奪い合うがやって来る時はいっしょに並ぶ様にしてやって来る。マガモ達の仲間入りしたように見える。
 下流の葦の近くでは5匹のマガモ達とスズカモの番は仲良く一緒にいるようだ。
 私とも仲良くなろうよ。 
スズカモのエサを 青空に筋雲、霞みの中に高くそびえる立山の稜線 10月10日(金)
 昨日夜9時15分頃、月夜の海岸を星座や漁り火を眺めながら散策していると物凄い天体ショウ―に遭遇した。
 富山湾の海岸に沿って築かれている防波堤上の道を自転車を引きながら白岩川河口から上市川河口に西から東へ向かって歩いていた時、
 突然天上南付近にあった満月辺りから白い大きな線状光が北東方向へ走り、線香花火のように緑色の火球が広がり消えて行ってしまった。
 目の前の空を見上げなが歩いていての突然の出現に一瞬何か起きたか判らなかったがそれでも目の中にしばらく残っているほどの明るい閃光だった。
 今までに流れ星、いわゆるすい星等は何度も見たことあるがこれほど明るく太く長く、目の前で見た経験がない。
 満月近くの明るい空でカシオペアや北斗七星そして白鳥座くらいしか見付ける事ができなかったがその数倍数十倍も明るい流れ星で、
 感動で胸の高まりがしばらく止まらなかった。
 今朝の新聞報道やテレビニュースを注目して見ていたが北日本新聞≠ノ小さく隕石か?とのみ報じられていてちょっぴり残念だった。
 今朝は数日続いた青空に高層雲の筋雲が風で掃かれたように流れていたが山並みには薄く霞みが架かり山の稜線が青く長く連なっていた。
 風も波もなく穏やかな朝だった。
 いつもの水辺に佇み見渡すと下流の方にスズガモただ一匹漂っているのが見えた。
 口笛を吹いてみる。するとこちらに向かって泳いで来るではないか。50m位離れていたが口笛が聞こえたのか、私が見えたのか…
 それにしてもこちらにやって来るなんて感激だ。
 その後に気がついたのかマガモ達5匹がついて来るようにやって来た。
 目の前の岸辺にまでやって来たが、スズカモにやると決め私の頭の中に煮干しか無かったのでいつものエサを家に忘れて来てしまった。
 単純な考えでスズカモのエサは動物性の食べ物とは煮干しか家には無いと思い持ってきて蒔いてみたが・・・。
 残念ながらスズカモは勿論、マガモも口にする事はしなかった。マガモは臭いを嗅いで離れて行ってしまった。
 スズカモには何が良いのだろう。考えが着かないが・・・何も与えない方が良いのかもしれない。
 カルガモ2匹やはり10m近くまで寄って来るがそれ以上はやって来ない。
 白岩川に架かる浦の橋の街灯上に渡りのセグロカモメが早やって来てウミネコに代わり風見鶏の地位を奪ったようだ。
 秋深しの感が漂う。
いっしょにやって来たスズカモ 雲一つない抜けるような青空に今朝も稜線くっきりと 10月9日(木)
 昨日の十三夜は、氷のように冷え冷えと鮮やかに輝いていて、つきそう火星も星に見えない誇らしく赤い光を放っていた。
 それほど空気が澄み切っていて寒露≠フ今朝の雲一つない快晴を想像する事ができた。
 茜色の朝焼け空に僧ヶ岳辺りの稜線からダイヤモンドの朝陽が顔を出すと刈られた里の田圃がさーっと明るく開けた。
 肌寒い朝の空気を全身に受けてペタルを漕ぐが気持ちの方は清清しい。
 堤防上道路から望む川や海も空の青さを写して穏やかに青く広がっていた。
 堤防を降り河川敷を歩いて岸辺に着き青い水面を見まわすがマガモ達の姿はなかった。
 呼び寄せる口笛を吹き続けていると5〜60m下流の葦の陰から姿を現した。
 やはりしばらくこちらの様子を伺うように右向き左向きしていたがやがていそいそとこちらの方へ向かって来た。
 しかもその後に半分くらいの体型の黒っぽいスズカモのメスがやって来るではないか。
 嘴の付け根のみ白っぽいスズカモのメスだ。
 マガモと一緒にいるから人間にも慣れてきたのか近づいてくる。
 しかも今朝は、2匹のカルガモも15m位までやって来てこちらの方の様子を伺っていた。
 マガモ達は陸まで上がってくるがスズカモは上がっては来なかったが目の前の水面を右往左往してエサを求める様だったが、
 投げたエサを口には入れるが吐き出している様だった。食べないらしい.明日は煮干でも持ってきてやってみようか。
 帰りに上市川の河口辺りの水辺で数十匹のカルガモが日向ぼっくするように佇んでいる長閑な風景に出会った。 
スズカモが住民に? 北の生地鼻から南の西笠山辺りまでの稜線すっきりと現れる 10月8日(水)
 
 今日10月8日は、私の59回目の誕生日だ。
 さほど誕生日だと言って感激も沸いてこない年齢になって返ってため息が漏れてきそうだ。
 50歳代最後の1年も今までのように健康で友人知人との触れ合いを大切に、
 今までのように身近な自然から得られる感動を沢山この身に受けたいと思う。
 50代始めにこの世を去った無二の親友の分までもこの人生を楽しみたいと墓前に誓い、
 人が羨むほど自由気ままに生きているようだ。
 このホームページの題目我が人生道・楽≠地で行っているが道楽の間に【・】が入っているのが味噌だ。
 自分なりに一生懸命努力して楽しみを作り出し、他人も楽しめるような世話もしている積もりだ。
 いつもは妻や3人の娘達が誕生祝にプレゼントを頂くがそれよりも早く自然界から大きな贈り物を受ける事ができた。
 昨日はじめて姿を現した水鳥(鳥類の図鑑で調べた結果スズカモ≠ニ見られる)が、
 マガモ達と一緒に目の前までやって来てくれた。
 私の姿を見ても逃げようともせず口笛を吹き続けると一緒になって陸へ2〜3歩、歩いて上がってきたのにはびっくりした。
 マガモ達にも陸でなく水面にエサを蒔いて一緒に食べるか見ていたが、
 マガモ達が激しくエサに食らい着くので恐れを成して後ろへ退く。
 また浮いているエサをスズカモが食い付こうとするがマガモの方が排除しようと追い掛け回す。しかし遠くへ逃げようとしない。
 離れた方にエサを投げ与えてみたが2〜3個食べたようだがその後は食べようとしなかったので好みではないらしい。
 家に帰り図鑑を調べてみたが、海底の二枚貝など動物性食物が嗜好らしい。
 今朝は嘴の付け根が白く、頭部から羽根全体が黒っぽく冠羽がなく目が小さく余り目立たないがメスのみ姿を現した。
 オスは何処に居るのか明日からはこの場所の住民に加わって欲しいものだ。
珍しい訪問者 立山連峰くっきり浮び上がる。あ〜あ!昨日と代わっていれば・・・ 10月7日(火)
 今朝の立山連峰を見てがっくりする。
 朝陽で赤く染まった雲の中に立山の稜線が鮮やかに描き出されていた。
 休日の昨日、折角の紅葉見物も雲に覆われ十分に堪能できなかった私に比べ、
 今朝の山の様子に今日行った人達の平素の行いのよさの賜物と進上して上げたい。
 その代わりか、いつものエサ場に珍しいお客様がやって来た。と言っても人間でなく自然界の珍しい訪問者だった。
 マガモ達と一緒にいつも見かけない小型の水鳥が2匹近づかず離れずしながらやって来るではないか。
 持ってきたエサを川へ蒔き投げてみると逃げる様子がないが慣れているマガモ達が我先に突進して来て食らいついてしまう。
 結局全てマガモ達に食われてしまったが逃げる事無く又マガモ達も彼等を追い払う事無く慣れている間柄の様にも見える。
 早速家で図鑑を開き調べて見るがスズカモ≠ナはと思うが
 望遠カメラを持って行かなかったのでデジカメの写真を検証してみたが・・・。
マガモより山の状態気になる 中腹から上部雲の中だが・・・ 10月6日(月)
 立山の紅葉を見ようと休日を3週続けて計画する。
 単に山歩きなら前日より計画せず、早朝常願寺川堤防上から立山連峰を眺め雲や霞みが覆っていない登山日和に出かけるが、
 山の紅葉は私の休日に合わせてくれないので多少天候が悪くても山麓まで行ってみる。
 先週など立山頂上は冷たく霧氷で視界ゼロだったが一の越まで降りた時視界が開き室堂辺りの紅葉を十分堪能してしかも、
 みくりが池周辺では初雪を肌で感じ最高の一日だった。
 今日は都合で家を出たのはやや遅く、アルペンルートの玄関口のケーブル乗降駅では紅葉見物の沢山の観光客で溢れていて、
 ケーブル乗車待ちが1時間と伝えられ高原バスによる室堂弥陀ヶ原行きを断念する。
 仕方なく称名滝から八郎坂を登り弘法辺りの紅葉を見ることに急遽変更した。
 途中大日平行きも考慮したが登山道を工事中との標識があり滝見橋へ向かう。
 昼近くにより陽があたりだしたが緑が鮮やかに映え滝の上部で僅かに赤味が所々にあるのみの紅葉にほんの始まりの景色だった。
 昨日のソフトボール審判で球審をやり足腰がいつもより若干?動きが悪く、その代わり途中の滝見台でゆっくり眺める事ができ幸いだった。
 先週辺りからいつもの河原や海岸から上流の真砂岳や別山そして立山の谷筋に白い雪の面積が広がっていたが
 滝の水量も多いようで轟音が谷間に響き渡っていた。
 滝見台は落石で破壊され登山道脇からの仮説の滝見台には、観光客が軽装で行き来しているがいかにも危なっかしい

 これからの紅葉真っ盛りには大勢の観光客が訪れると思うが対策を考えねばならないのではと思った。
 (実は下山途中私の前を歩いていた軽装のご婦人が手に花を持っていたので岩につまずき前に落ちそうになったので私が「危ない!」とおきな声で叫ぶと
 前に歩いていた人が振り返り支えて助かった。娘さんの腕の中で受け止められたのだ。本当に奇跡としか思えなかった。)
 弘法に近づくにつれ雲に覆われだし冷え冷えとして来た。所々にナナカマドの赤い葉が白いベールの中に浮び上がっていたが
 紅葉にはまだちょっと早い気がしたが、時たま雲間に開く天狗平付近の色づきを見る事ができほっと胸を撫で下ろす。
 下山途中大日平から降りてきた夫婦と話したが登山道が今日で完成し、登り易く富山平野の景観もよかったとのこと、次回計画する。 
ゆっくり会えず 墨絵画のような稜線連なる 10月5日(日)
 今朝も淡い雲の前に立山連峰の長い稜線がくっきりと描き出されていた。
 このような山の状態のときに登山に行きたいのだが残念ながら今日は生甲斐のソフトボール審判が予定されていた。
 黒部市の球場により滑川魚津と海岸線道路を車を走らせるが、海上に能登半島の山並みがくっきりと浮び上がっていた。
 いつもは見える事が珍しい半島先端部が湾の中央部に島の様に現れていた。
 穏やかな海を眺めながら反対の右の窓には僧ヶ岳に雲がかかってきていたので少しほっとしたのが事実だ。
 マガモ達にも会ってきたし思いきり審判を楽しむか。
オシドリが飛来 高曇りの空に青く連なる山並み 10月4日(土)
 昨日のローカルテレビニュースに常願寺川河口にオシドリが停泊している映像が紹介された。
 県野鳥の会の酒井さんが朝撮影された映像が紹介されたが残念ながら私は見る事ができなかった。
 何時もはこの辺りで見かける事がないので留鳥ではなく渡りの途中で停泊したのだろう。
 今朝は北風があり波もやや高く広い波紋となり川の上流へ向かって行く様子が絶え間なく見ていて楽しい。
 と言うのもエサ場に飼い犬を放している人が立っており、マガモ達が危険を感じてか川の中程で頭を着きつけるようにしており、
 波によりその塊が上下に波打つのが面白ろかった。
 この辺りは珍しい野鳥達もやって来る場所により飼い犬等の放し飼いはやって欲しくないのだが。
 犬が遠ざかって行ってから口笛を吹き呼びかけた。
 20m位近づいてから波を割くようにして慌ててけたたましくやって来た。
 このシーンが私にとって一番のお気に入りなのだ。
姿現さず 尖がり帽子状の大辻山雲間に映える 10月3日(金)
 今朝の立山には白いベールに覆われていたが、中腹にある大辻山が鮮やかに浮び上がっていた。
 三角柱状の奇異な山形により一際目だって見え、月に数回見かける。
 常願寺川左岸上流約30km付近の1300m位の単独峰で、
 大日岳と桑崎山や弥陀ヶ原との谷間に流れる称名川の上流にかけて霞みや雲がよく架かっていて、その前に現れる。
 大辻山が鮮やかに現れると天候がよくなってくるような気がする。何時も見ている経験から・・・。 
 やはり自転車で行くと周辺の景観に心が注がれる機会が多い。
 徒歩で行けばより多くの自然との出会いがあると思うが、いつもの散策コースは時間がかかってしまう。
 今朝何時も行く常願寺川右岸堤防状道路の路肩の雑草の中に赤い彼岸花が誇らしげに輝く様に咲いていた。
 低い雑草の中に一際高く、鮮やかに・・・。
 河川敷の反対側で今年始めて気がつくが、近くの空き地に咲くコスモスと張り合う様に咲いていて何時もより遅く咲いたのではと感じた。
 エサ場に近くの雑草の中に今だ、春咲くアカツメクサを見かけるがその生命力に呆れる。
 今朝は何度呼んでもマガモ達はやって来なかった。昨日も記したが泥地に車輪の跡が幾つも深く刻まれていた。
おびえる水鳥達 雨雲に覆われ見えない山々 10月2日(木)
 この頃の白岩川の流れがきれいに見える。
 田圃の稲刈りもほとんど終わり、田を巡る用水も必要がなくなり川本来の水質を取り戻した?ようだ。
 用水堤や田の畔の雑草も刈られる事もなくなり、川に流される事もなくなった。
 いつも今日のような白岩川の流れであって欲しいものだが穀倉地帯を潤す川の流れの宿命でもある。
 せめて家庭ゴミや刈られた雑草を流さないように気をつけてもらいたいものだ。
 今朝のマガモ達はなぜかビクビクしていた。
 私の姿を見てもなかなかやって来なく、ようやく近くへやって来た時など堤の上を緑のホロー付きのトラックが通って行った時など
 全員驚いたように川の方へ飛んで逃げて行ってしまった。
 良く見るとこの辺りに車輪の跡が沢山残っていた。
 察するに沖に釣に行く為にこの場所でレジャーボートを車から下ろしエンジンテスト等騒音を立てているらしく
 マガモだけでなくカルガモ達やアオサギ達が対岸の方に留まっている。
 河川敷内には「自然保護の為水上バイクやレジャーボートの載り入れは禁止します。」書かれた掲示板が立ててあるのだが。
 またグチになるが、釣人や景色を見ながら休憩しに来る人の中にゴミや空き缶を残して行く人がまだ居るのは…残念だ。
 私の大好きなこの場所を汚して欲しくないのでゴミ等を持って帰るようにしているが、この戦いいつまで続くだろうか。
平年より9日早い初冠雪 長く連なる山の稜線浮び上がる 10月1日(水)
 薄く流れるような雲の前に浮ぶ
立山連峰の山並み
昨日初冠雪を観測されたが
谷間に残る白い雪筋
剣岳の小窓下の谷にも鮮やかに
右の方に白い雪覆う真砂岳が


右写真に写る川面が大きく波立っている
大きなうねりが河口で防波堤にぶつかり
三角波となり音を立て川の上流へ向かう
優雅な舞いと朝陽に映えるカワセミの背 上空抜けるような青空、立山は黒い雲の中 9月30日(火)
 昨日の立山登山と紅葉見物は、霧雨の中の冷たい登山と晴れ間に映える室堂の紅葉そしてみくりが池に舞い落ちる雪片と波瀾に満ちた行軍だったが、
 この上ない印象に残る大自然との触れ合いとなった。
 強行軍で朝の起床が心配されたが足や腰の痛みもなく若さを鼓舞していたが口さがない我が家の女性たち、「年よりは後から痛みが出てくる」とのたもう。
 朝家をを出る頃は上空は雲一つない抜けるような青空であり昨日の天候をやや口惜しく思ったが、
 立山連峰の方を見やると真っ黒な雲がまだ覆っており、昨日見た室堂周辺の粉雪の舞いが本格的な雪になっているのではを思いを巡らした。
 まだまだ立山周辺の紅葉が見たいので雪ノ下に隠れる事を懸念した。
 昨日会えなかったからかマガモ達はエサ場のすぐいて横に呼ばなくても陸へ上がって来てくれた。
 嬉しい時の表現か水浴びや羽ばたきそして優雅な片翼片足伸ばしのストレッチを演じてくれた。
 エサを与えている時に目の前の水面をカワセミ≠ェコバルトブルーの背中を朝陽を浴び輝かせて通って行った。
 一瞬の出来事だったが心和む楽しい一時だった。
立山と紅葉 薄日が差してきたが・・・ 9月29日(月)
 数日前より29日の休日に立山の紅葉を見に行こうと計画していたが前日までの天気予報によると晴れマークで気を良くし眠りについた。
 ところが夜半過ぎに激しい雨音に目が醒め、びっくりし飛び起きる。通り雨だったのかしばらくして雨音が聞こえなくなりほっとして再び布団に潜りこむ。
 早朝四時半に寝ている妻を揺り起こす。山で食べるおにぎり≠ニ卵焼き≠作ってもらう為だ。
 早朝の山の様子や雲の状態を見て唐突に山行きを決断する時は間に合わず途中のコンビニでおにぎり等を買ってもって行くが
 山からの自然を眺めながら塩昆布の入ったとろろ昆布で握られたおにぎりを食べるのが最高の贅沢な食事だと思っている。
 6時頃家を出る。途中の常願寺川堤防上は全く雨が降った形跡がなく安心したが、立山の方を見るとガスがかかっているのが気になった。
 アルペンルートのケーブルを降り、高原バスに乗り込んで左右の山の方を見ると残念ながら鍬崎山や大日岳はガスがかかり全く見えなかった。
 霧の中を走るバスのウインドワイパーは間欠作動により、霧雨だと感じつつこの上は青空が広がっている事を祈りつつ車窓を眺めていた。
 バスの中は乗客みんなの思いが一つなのだろういつもの好景色に上がる感嘆の言葉もなく静かなひっそりとした雰囲気だった。
 終点の室堂ターミナルに着くがやはりガスがかかりまわりの景色は白く覆われていた.凄く寒いが雨が伴っていないのがせめてもの幸いかと思った。
 立山の雄山や大汝の頂上に登るかターミナルの中で様子を見るか両者択一だったが・・・
 勿論意を決して頂上を目指すことにした。数パーティ―の年配の?女性達さえ一の越しの方へ向かって出て行くのに、若い?私が・・・躊躇する筈がない。
 最終判断は一の越での様子に賭け防寒服を着雨具を被り室堂ターミナルを後にした。
 相変わらず霧で辺りの山は全く見えなかったが雨が降らなかったのが何よりの幸運だった。途中の雪渓も登山道の上部に僅かに残っているのみだった。
 一の越も谷から吹き上げる霧に覆われ全く景色は見えなかったが雄山の頂上に登ることにした。
 地肌も岩石も雨で濡れている様子がなく、雨足も強くなる様子がなくも安全である事を確信し登り始める。
 目指す頂上も霧で見えなかったが1歩1歩足元を確かめる様に慎重に登る事約1時間で頂上の小屋に着いた。
 今年も頂上雄山神社のお払いを受ける。白い辺りの霧の中に神主さんの橙色の法衣が一際鮮やかだった。
 雄山頂上が3003m富山県の一番高い山大汝山3015mに今だ登っていない。
 谷筋から吹き上げる冷気でハイ松の葉や地肌に僅かに生える草の表面の水滴が凍り付いている。
 単独で大汝山の頂上の岩の上に立つが辺りが霧で全く見えない。晴れていれば眼下の断崖絶壁の恐怖心が湧く筈だったが一面幸いだったのかもしれない。
 しかも降り始める頃から紅葉盛りの室堂平が開けてくるではないか。
   しかも雲間から日が射し明るい若草模様の絨毯が映え所々に赤と黄色の点描画が描き出されるではないか。
 白い雲や霧が劇場のカーテンの様に開けたり閉じたりの大演出をかもし出してくれるではないか。岩石に腰を下ろししばし見とれる。
 室堂山荘からみどりが池を通りみくりヶ池付近に来ると白いものがちらつき始め次第に横殴りになって来てそれが雪で有る事に気が着いた。
 初雪である。九月に立山の紅葉を見物に来て初雪に会うとは・・・全くの幸運だった。
 紅葉も見て初雪にも触れる事ができて遠くから来た観光客でなくとも大自然の大きな贈り物に大感激した一日だった。 
明日はマガモに会えない 厚い雲の下に東部丘陵の山並顔を出す 9月28日(日)
 堤上からの立山の眺めに何時もより気にかかった今朝。
 明日の休日には、早朝に家を出て先週行った立山室堂周辺の紅葉を堪能し、時間と見晴らし如何によって雄山から富士の折立まで足を伸ばす予定だ。
 いつも立山に登る時は、前の日から予定を立てることはしないで早朝常願寺川堤からの山を眺め全く雲がなく鮮やかな山並みが現れた様子を見て、
 立山山麓駅まで車を走らせ、アルペンルートに飛びこむ。
 よって毎回素晴らしい山の自然に触れる事の楽しさを味わって来ている。勿論日帰りコースの散策だが。
 日頃走ったりサイクリングで運動体力はある積もりだが、血圧低目の体質により高山による頭痛とか心臓ならしには十分気を付けているので
 ゆっくりだったり、休憩時間を良くとるので時々年配の女性(おばあさん風)に追い越される事がたびたびあり、汗以上に冷や汗が噴出する。
 マイペースをモットーにしている、と言えば格好良いが毎日の立ち仕事で日頃の歩行不足で持久力がないのは明らかだ。
 天候不良による山の怖さも味わっていなく、良い面のみ体感しているので山の表面のみ知っていてもう一つの山の姿をいつか触れてみたいと思うが。
 まだしばらくは地元の利を十分利用してこのようにHPで拙い文書と写真でご案内しようと思う。見ていただいた人に是非行って見ようと感じられる様に。
 今朝NHKテレビで常願寺川上流の立山砂防工事用トロッコ列車の30分番組森の小さな鉄道≠ェ報映されていた。
 この穏やかな河口周辺の風情が保たれているのも上流4〜50kmの山の崩壊と半世紀以上も前から膨大な資金と労力で日夜戦っている人達がいる事を改めて知る。
 滝のような世界有数の急流河川の河口に砂浜が広がり堆積しているという事は、岩石や石ころが途中の砂防や護岸でせき止められている証拠である。
 人間と自然との果てる事のない永遠の戦いでもある様だ。
 明日はマガモ達に会えないので今朝はちょっと多くエサを与え様かな…と思ったが、休日により誰かまた与えてくれるだろうと思いちょっとのみにしよう。
 余談だがゴミの落し物だけは絶対ないように。老婆心ながら・・・。
こっちのエサは、う〜まいぞ〜 山並みまだ厚い雲に覆われているが上空青空広がる 9月27日(土)
 「こ〜きりこのお竹は〜七寸ご〜ぶじゃ〜」
 25日(木)26日(金)は、越中五箇山の『こきりこ祭り』が行なわれた。
 私も予定では25日夜の地元の踊り手と観光客が一緒に踊る総踊りに参加しようと計画していたが  生憎の雨降りで行くことを断念した。
 行って踊りたい理由があった。
 夏に越中八尾のおはら踊り≠フ講習会が地元公民館の主催で行なわれ
   三十数人の女性郡の中に唯一人の男として参加し、沢山の嘲笑の目も気にせず
   私なりの涙ぐましい努力の賜物?で指導の先生方にお世辞でも「上手になられたね〜」と言わしめた。
 気を良くし、本場八尾の深夜の地方の皆さんとの総踊りに参加しようと行ったが
   激しい雨降りにあい、踊ることができず無念の涙を飲んだ。
 ソコで次に城端のむぎや祭り≠体験しようとこれまた夜仕事を終え高速に乗り車を走らせた。
 幸いにも天候に恵まれ、城端別院での各町内のむぎや踊りの舞台での競演を見た後、
 街路での総踊りに参加し、地元踊り手の優雅な踊りを見よう見真似で私ながらに物にできたのは
こきりこ踊り≠セった。
 踊りを忘れない内にと本場五箇山のこきりこ総踊りに参加しようと思ったが
  八尾と同じ今回も雨で思いをかなえることができなかった。。
 週末は天候も良い予報で白岩川のはぜ釣の人達や海のレジャーボートでの沖釣が早朝から賑わっていた。
 いつもの用水口水辺のマガモ達のエサ場にも女性がエサを投げ与える様子が見られたが、
 邪魔する様で大変心苦しかったが上流の水辺に行きクラクションを2〜3回鳴らしてしてみた。
 予想通り毎日来てクラクションと共に美味しいエサを味わえるこちらの方へ5匹そろってやって来た。
 我が家にいる猫一匹分のえさを5匹のマガモ達に分け与えるのだから量こそは少ないが、味及び栄養分は申し分ない最高のエサだと思う。
 食パンよりだいすきである猫のエサカリカリ≠毎日与えてくれる私を忘れないで欲しい。
続けると言う事は・・・ どんよりとした曇り空にも西方に薄青色の空覗く 9月26日(金)
 今朝の寝起きは何時もより遅くなってしまった。
 昨夜の健康パークでのトレンニングとその後の温泉での長湯で疲れがどっと出て寝坊してしまった様だ。
 一周75mのランニングコースを約20周したが若い男女と張り合ってペースが上がり過ぎ、何時もよりオーバーワークになってしまった。年甲斐もなく。
 また、腹筋運動もちょっと気張って50回を2度もトライしてしまった。それにはちょっとした淫らな訳が有る。
 プールと併設されている温泉を利用した10種類の浴槽、特に露天風呂がお気に入りだ。
 若い女性達と混浴できると思うと醜い?体型を目の前に曝すとお嬢山たちの折角の良い気分も台無しになると思い、
 少しでも出ているお腹を引っ込め様と涙ぐましい努力を行なっている訳だ。
 な〜んてそれくらいでこのお腹の周りの脂肪がなくなる位なら世の熟女たち全員実行しているでしょうネ〜。
 私の動機が不順だから。しかし何かの為に、誰かの為に涙ぐましい努力し続ける事も大事なのかも・・・。
 温泉露天風呂、蒸気サウナそして圧水浴と浸かり過ぎた様で寝酒の一缶のビールと共にぐっすりと寝てしまった。
 車で出かけるがすでに街路は通勤ラッシュになっており、流れに任せ何時もの河川敷より水辺まで下りて行く。
 クラクションを数回鳴らすと7〜80m下流の葦の陰から5匹が姿を現した。
 始めのうちはゆっくりと警戒しているような仕種だったが2〜30m位から私と判ったのか水面より出した上体を揺すり波紋が激しく後ろになびく様に急いでやって来た。
 エサを与えてくれるやつだと判ると5匹一緒に怒涛の様にやって来る現金なやつらだ。
 毎日続けることは大変な事だが水面から上がって来、羽ばたきして見せてくれる白い羽毛が朝日に映える姿や、
 水浴びした時幾つもの真珠のような水滴が青首の上をこぼれ、背中の羽上を走る様子を見ると心が癒され、また明日もまた来ようと言う気が起きるから不思議だ。
 また、ここ数日この辺りにゴミが落ちていないのが何よりも嬉しい。
マガモに迎えられる 南の薬師岳から北の僧ヶ岳ま淡青な一筆書きで連なる 9月25日(木)
 昨日は幾重もの紺色の濃淡で描き出されていた立山の峰々も今朝は高い雲の前に一色で連なる様に描き出されていた。
 稜線がはっきり見えるのに雨が落ちてきて剣岳の頂上付近から白く霞みがかかるようになり始め見る見るうちに姿を消していった。
 昨日と同じ自転車で家を出たが途中で雨に降られてしまった。それほど雨足が強くないので今日こそマガモ達が姿を現してくれれば良いがと念じつつペタルを漕ぐ。
 私の小さな願いがマガモの通じたのか、堤に自転車を止め口笛吹きつつ下りて行くと何日振りだろう用水口の場所に5匹全員上がって来てその姿を現した。
 横を向き片目で私を確認している様だがエサを包んだ袋をぽっけから出すと驚いた様に一瞬にこちらに顔を向け寄ってきだした。
 ミドリッポ君など左手に持つエサ袋を催促する様に突っつき出す始末だ。
 昨日はこのエサを食べていないので待っていてくれたのだろうか。指先のエサを激しく奪い合うバトルが目の前で繰り広げられた。
 そうこうしている内に雨足が強くなり、早々に与え帰途に着く。
 今日は親父の退院の日で朝は雨にあたられたが立山の山並み全てを望む事ができ、マガモ達にも会え良い一日になりそうだ。
姿見せず 濃淡コントラストも鮮やかに浮び上がっていたアルプスの山並み。  9月24日(水)
 高曇りの今朝、近くの宮の境内にある松の梢から僧ヶ岳の稜線がくっきりと見る事ができたので雨は大丈夫と思い自転車で家を出る。
 何となく肌寒く感じたので帽子とスポーツジャンパーを羽織って行ったのが幸いした。
 途中から雨が落ちてきたが雨足がそれほど強く降りそうでなかったのでそのまま行く事にした。 
 しかし河原のいつものえさを与えている場所で口笛を吹き呼ぶこと約10分、マガモ達は姿を見せなかった。
 近くに居たカルガモ達は、引き潮で浅瀬が広がってできた中州の方へは遠ざかって行ってしまった。
 昨日は休日によりエサを沢山与えてくれた人が居たのだろうかお腹がまだ一杯でいつもの美味しいエサのことを忘れてしまっているのカモ。
 残念だが会う事を諦め帰ることにする。
 この夏の天候不順で秋の刈り入れも何時もより遅く、ようやく稲刈り済んだ堤横の田圃で数羽のカラスが楽しそうに落穂を啄ばんでいる様子があった。
 土砂降りになる前に家に付く様ペタルを漕ぐ足にも一段と力が入ったのは言うまでもない。 
青首広がる 高曇りに立山の稜線能登の山並みそして湾の水平線が鮮やかに描かれる 9月23日(火)
 お彼岸の秋分の日は穏やかな休日となった。
 白岩川のハゼ釣常願寺川河口のサーフィンの若者達等多くの人で賑わっていた。
 二日続きで会えなかったマガモ達の顔を見に行くが来てくれるか大変気にかけながら河川敷を下りて行く。
 用水口近くでアオサギと一緒にいたが私の姿を見ると上流方向へ向かい始め、
 最近この場所でエサを与えていないのでやや上流の水辺に向かったと思い、私も歩いて行く。
 やはりその場所へ上がって来た。いつもの羽ばたきとストレッチを披露してくれてからお尻振り振り嬉しそうに上がって来た。
 二日見ない内に剥げていた首がコバルトグリーンの面積が広がって来ていて白い輪もツメナシ君以外は薄いながらも目に付くようになってきていた。
 今だ黒っぽいツメナシ君だがシロツメ君と2匹のみ尾羽の上向きカールが出来上がってきていた。
 一日も早く素晴らしいオスの姿になって渡りのマガモ達、取り分けメス達を誘惑し野鳥達で賑やかな常願寺川を演出して欲しいものだ。
今日もマガモに会わず 青空に剣岳やアルプスの稜線がくっきり浮び上がる 9月22日(月)
 朝、起床し空の青さと風が強く大気中の湿気のなさに登山日和が頭を過ぎった。
 今朝もマガモ達に会う事を横に置き、身支度をそこそこに整え勇んで家を出る。昨日まで山へ行く予定もしていなかったのでおにぎりも途中のコンビニで用意する事にした。
 途中の常願寺川右岸堤防上から眺める立山連峰も私を待ち望んでいるかのようにその勇姿をきらびやかに現してくれていた。
 立山黒部アルペンルート入り口のケーブル乗降駅にも沢山の観光客で賑わっていたがタイミング良く待ち時間なしで高原バスに乗ることができた。
 弥陀ヶ原行く高原バス内では、青空に鮮やかに浮び上がった浄土山、真砂岳・別山そして立山が前に横に現れる毎に歓声が沸きあがっていた。
 私の予想通りに湿気が少なく適度に風もあり山を隠すものが何もなく絶好の登山日よりだった。
 終点室堂を降りると天気良いが肌寒く感じられ今日は浄土山か奥大日の近くまで行く決心をして歩き始めた・・・が。
 浄土や立山を眺め、みくりが池のエメラルドグリーンの湖水に陽光がキラキラ光るのを横目にアップダウンの登山道を歩いている内に・・・。
 左手の甲がズキンズキンとしだし、やや腫れてきているのに気が付く。
 昨日のソフトボール球審をしていてファールチップを左手の甲にもろに受けてしまい激痛が走ったが大丈夫と思いそのまま手当せず放置していた。
 高山で気圧が低いのでより一層痛さが現れてきた症状だった。
 とても三千メートル近い別山に登れない。残念だが今日は諦めることにする。
 紅葉にはまだ早いが室堂一帯をのんびりと散策して来た。
 今日の肌寒さにより一気に秋がやって来てこの一帯も素晴らしい紅葉が見られるのもそんな遠くでない。
 再び天候に恵まれ紅葉のきれいな時期にやって来れる事を心に念じ弥陀ヶ原を後にする。
 帰途に立山山麓温泉ウエルサンビア立山≠フ露天風呂を堪能し心身を癒して来たのは言うまでもない。 
遠くからマガモ達を見る 東の空の鮮やかな半円型虹、西空の茜色の夕焼け雲 9月21日(日)
 朝から細かい雨が降っていたがソフトボール審判の日により早く家を出る。
 夜半にはやや強い雨が降っていたので大会中止も予想していたが小雨決行により水はけ良い球場では実施されることを祈りながら家を後にする。
 来春の全国高校選抜の県予選により大人の大会と異なりやや気合を入れて望まなければならない。
 よって弘法さんにはお参りするがマガモ達には会わずに行く事にする。
 常願寺川にかかる今川橋を渡る時マガモ達が何処かにいないか探しながら行くと思いがけずいつものエサ場より随分下流の橋の近くに5匹がかたまっていた。
 今日はエサをやれないが明日にはやれる事を誓うが、今日は休日により誰かがエサを与えてくれるだろうと思う。
 一日中小雨が降っていたが大会は滞りなく最後まで実施され我が母校の女子チームが北進越予選に進出することになり内心嬉しかった。
 (勿論実際に審判は担当しなかったが…)
甦るオス達の風貌 海からの強い風で川面に三角波が… 9月20日(土)
 昨日は南よりの風が吹き込み気温も上がったが、「彼岸の入り」の今朝は一転し、北からの冷たく強い風が海の方から吹き込み、
 防波堤に当って砕けた波飛沫が雨粒と共に肌に微かに触れていた。
 久し振りに親父を目の前に食卓を囲み、美味しそうに夕飯を口に運ぶ姿を見てほっと胸を撫ぜ下す。
 90歳近くにして事故・骨折そして入院手術と心穏やかでない日々を送っていたが以前と変わらない仕種や言動に神仏の加護に感謝する。
 朝夕の母の仏前でのお祈りと毎朝の散策の途中に参拝する弘法大師さまへの祈願の賜物だと我密かに「ありがとう」とお礼を言った。
 三十年前に死に別れた妻である母の分まで長生きし、再び生甲斐にしているカラオケを熱唱し、風景画を描き
 楽しみにしている山田温泉玄猿楼≠ナの憩いの一時を味わいさせてやりたいと心に誓った一日であった。
 みすぼらしいオスガモ達の風貌も日一日と鮮やかさが戻ってきているようだ。
 特にシロツメ君の羽毛の白色部分が目立つようになり、また全員の頭頂部から首の後ろの方にかけて太い線状に緑色が際立って現れてきている。
 メスが全く居なくなった今秋は昨年の様にメスのハートを引き付けるような鮮やかな容姿に仕立て上げることができるかどうか懸念されるががんばって欲しい。
 この頃この付近にはカワセミやカルガモが数羽やって来ているので彼等を沢山呼び寄せれるような素敵なマガモの貴公子に甦ってくれよ〜。
相も変らぬ5匹のオスガモ 薄い雲低く垂れて遠くの山見えず 9月19日(金)
 2週間のお休みをしてしまった。
 この間、マガモ達に会わなかったのはソフト審判で早朝出ていった一日と呼んでも出て来なかった二日の計三日だけだったがなぜかこのマガモ日記≠ェ書けなかった。
 勿論毎朝の散策も一日も欠かす事無く続けていたのだが・・・。
 言い訳はしたくないのだが、自身の弱点をさらけ出してしまった。
 最も執心したのは親父の入院かもしれないが
 手術後の経過も良く、また高齢のわりに食欲?と生きようとする強い生命欲?が強かったのか今日外泊し、来週には退院できるまでに回復した。
 本当に良かった。
 親父を気にかけていたその頃、親父が元気である賜物でもある愛用していた自転車が
 心無い人の悪戯か盗難にあった事も少なからず心にダメージを与えられたと感じてしまった。
 毎朝の日課である自慢の故郷の自然に触れる散策コースにも
 いつもマガモと会っている河原の岸辺や波打ち際のゴミの山を見ると気が滅入ってきてしまっていたのも丁度その頃。
 しかし何か楽しい事に毎朝の様に出会うからまた出かける意欲も湧いてきて続けていた。
 珍しいカワセミと出会うのも一回や二回ではない。ある朝など7〜8m先の水辺の木の枝に留まっている姿を5〜6分、
 そして水面をコバルトブルーの背面を朝陽に照らされ飛行して行く様子を見る事ができ感激したことも。
 雛が大きくなったカルガモ達の集団やキジ、沢山のシラサギ等楽しい出会いに会った。
 エサ場のゴミに付いては、この場所をやはり私のように憩いの場所としている様だがタバコの吸殻や弁当の空き箱等は置き土産にして行くのは感心しない。
 美しい憩いの場所と思うならゴミは置いて行けないと思うが・・・。
 素晴らしい景色、きれいな場所だからゴミはもって帰ろうと思われるように、私も気が付いたら散乱するゴミを持って帰る事を実行することを決心する。
 この気に入っているこの場所を汚されたくないから・・・。
 この頃、マガモ達が呼んで岸辺に上がって来る時、羽ばたきやストレッチを行なうが、両翼を身体から持ち上げ、首を前に差し出し気持ち良さそうに伸ばす。
 珍しいストレッチだ。(いつもデジカメで狙うが巧く写せない。いつかきっと・・・。)
 ミドリッポ君など左手に持ったエサ袋を突っつき狙うようになった。やはり猫のエサが大好物のようだ。
変わらない脚の色 澄んだ青空に立山の稜線が… 9月5日(金)
 こんなに澄んだ青空は何日振りだろう。
 高層の風の造形か青い空に白い筋雲が生き生きしたタッチで描き出されていた今朝、立山連峰の稜線が鮮やかに浮び上がっていた。
 この前このような素晴らしいアルプスの山並みを見たのは何時だったか覚えがないような不順な天候だった今年の夏。
 凪いだ海も青空を写し東の方の海は朝陽でキラキラ輝き、眩しいくらい明るかった今朝、口笛でやって来たマガモ達。
 用水溝横でエサを与えるのは本当に久し振りだ。領主様気取りのアオサギは私が近づくと機嫌悪そうに下流水辺の木に飛んで行ってこちらを伺っている。
 マガモの嘴の裏も胴体と同じ橙色が剥げて以前と変わらないのは、脚の色のみになってしまった。 
醜い人の仕業か? 海辺より能登の島影と生地の鼻崎が 9月4日(木)
 昨日親父愛用の自転車が玄関の軒下から無くなっていた。
 高齢者が乗れる小型車輪の自転車で通常大人が乗るには窮屈な姿勢になり乗り逃げするには困難な代物だ。
 親父が怪我で入院した後使用されていないが大人が乗りにくい小型自転車を拝借して行くなど考えられず鍵もかけていなかった。
 リハビリで歩くようになり再び自転車に乗れるようになり、以前の様に一人で銭湯に行けるようにと励ましていただけに残念…と言うより悔しさと怒りがこみ上ってくる。
 心無い人の些細な出来心かもしれないが我が家にとってはなくてはならない大事な自転車だっただけにより感ずる。
 いつも川岸や海岸を景色を眺めながら通って来るが最近川や海辺の汚れが酷いように思う。
 堤防道路より捨てられる空き缶、水辺の弁当から、釣具の包装袋、花火の燃え残りそして一番心が痛むのは、無造作に捨てられた家庭ゴミの入った袋だ。
 明らかに出来心ではなく、善悪の判っていての確信犯の大人の仕業だから心が痛む。
 波打ち際は川から流れ着いた沢山のゴミの山だ。ポリ製品やプラスチック用品は決して解けて消滅することはなく、
 何時までもきれいな自然の中にさらされるので誰かが拾いゴミ収集場まで運ばなければ無くならず、それには大きな労力が必要になってくる。
 ゴミを捨てる人達の心の中に誰かがこれにより苦労している人が居る事を微塵も感じていないだろう。
 塵も積もれば山となるで一人の小さなゴミが多くの人の長い年月の積み重ねで海岸線を何重にも囲んでいる事を知っているだろうか疑問が湧く。
 美しいと思われる富山湾の海岸線が漂着したゴミで覆われている様子を県民の皆さんに見てもらい絶対に捨てない事を認識して欲しい。
 世界に誇れる素晴らしい景観を破壊するだけでなく、海や川に居る生き物達の悪い影響を与え、回りまわって人間に悪い影響がはね帰ってくる。
 気が付いて欲しい。川に捨てる小さなゴミや草木がいつかは我が身に跳ね返ってくる事を。
 マガモ達の語りかけてくるような眼を見ていると我が家の三匹の猫達に優るとも劣らないくらい可愛いい仕種に心が癒され明日又来る事を約束する。 
今年の風の盆 川面に淡い靄が 9月3日(水)
 昨夜半、八尾の風の盆の風情を味わって来ようと出かけたが・・・。
 日付が変わって三日なのにまだ小さな街路の角にもガードマンがいて八尾の踊りが行なわれている街並みへ近づく事ができない。
 数年前に踊りの街流しを見たことがあるので、深夜から宵朝にかけて行なわれる地方の踊りを鑑賞する目的で家を出た。
 仕方なくやや離れた指定大駐車場に近づくがまだまだ人や車の多さに驚く。我が時計を見たがとっくに12時過ぎているのに・・・。
 あらためて八尾風の盆の人気の凄さを感じたていたが、やがて車のウインドガラスを雨粒が一つ二つと打ち始めてきた。
 大粒の雨に変わったのはまもなくだった。車から出ていなかったのがせめてもの幸運だったのか哀愁漂うおわらの音色も聞く事無く家に帰る。
 八尾風の盆が来年も再来年もあることだしと自らを慰めながら帰ったが年々観光客が増え以前感じた風流さが薄れてくるのではと老婆心ながら感じた。
 私の拙い踊りに少しは磨きをかけて街流しの末尾に従えるようになりたいものだ。
 八尾は雨降りだったのに家に近づく頃は路面も濡れておらず降った様子もない不運な風の盆だった。
 朝は寝酒のビールのお陰かぐっすり眠れ何時もの時間に起きれたが外は雨粒を含む空気により車で出かける。 
昨日カワセミが・・・ 濃霧に覆われる 9月2日(火)
 今朝は街中にも濃霧が発ち込め常願寺川では、対岸の樹木の上部が微かに見えるのみで水面は全く見えない濃い霧だった。
 岸辺には最近野鳥観察に興味が湧きHPで写真等を掲載し私もリンクさせて貰っている百沢さんがすでに来ていた。
 昨日の午前中この場所で『カワセミ』を数回見かけたそうだ。今日もと思ってやって来たがこの霧でやって来るか不安そうだったが
 最近私も見かけてないので見たいが今日は休みでないので残念だが長くおれない。
 マガモ達はクラクションを鳴らしてもやって来なかったが、聞くとさっきはいたとの事、マガモにもカワセミにも会わずに帰ることにする。
哀愁の調べ  今朝も雨雲が・・・ 9月1日(月)
 9月1日、越中に秋の訪れを告げる八尾の「おわら風の盆」が三日三晩にわたって歌と踊が街のあちこちで繰り広げられる。
 5〜6年前に街の裏通りに車を停め街流しを見る事ができたが、昨年やはり夜やや遅く行ったが観光バスが沢山やって来ていて
 駐車できそうな道端や空き地にも警備員がいて停める事ができず見ずしぶしぶ帰って来た経験がある。
 小説「風の盆恋歌」でおわら風の盆も全国的に知名度が高くなり、期間中八尾は勿論近辺宿泊施設が観光客でほぼ満員近いそうだ。
 私も町の公民館活動として「おわら踊」の踊り講習会が催され三十数名の女性達の中にただ独り参加し、どうにか男踊りの一端を身に付ける事ができた。
 講師の先生方のお世辞のお褒めの言葉を真に受け実際に八尾の街で踊ってみたいものだと大それた事を考えている。
 それにしてもあの哀愁帯びたおわら節の楽器とりわけ胡弓の音色には私の全身がしびれる。
 それには大きな訳が有る。
 私が小学生の頃、八尾の隣村に山麓の湯治場温泉山田温泉がありお盆休みに親父に毎年の様に連れられ、(時たま今は亡きお袋も行ったが)
 行き、その時独りの老人が奏でる珍しい楽器の音色に小さいながら無性に引きつけられそれが胡弓で八尾のおわら節であることを後に知った。
 現在は山田温泉の湯治場の面影は全くないが、50数年前は古びた旅館の窓や扉が開けっ放しでがあり
 哀愁帯びた胡弓の音色が山間の温泉旅館全体に響き渡った事を昨日のように思い出される。
 其れが私が温泉好きの始まりでもあり、休日は勿論仕事を終えた後も県内の温泉に出かけねば気が済まない温泉道楽人間になってしまった。
 今日の休日も庄川峡の「おまき温泉」『和園』の露天風呂で勇壮な小牧ダムの放水を目前に眺めながら心身のリラクゼーションを堪能してきた。
 よっておわら踊りは明日に伸ばす事にする。
 今朝のマガモ達には賞味期限が過ぎてしまったロールパンをもって行き与えた。
 別に賞味期限が何日も過ぎて食べれないのではないが女性達の要望?でもって行くがマガモには好評だったのか激しい奪い合いとなった。
 雨ががまだ残っていて車外に出ず窓からパンを持った手を差し出し、ジャンプをさせて与えていた。
 差し出す手の下で俺が獲るんだと言わんばかりに突っつき合って牽制している。
 しかしミドリッポ君はほとんど飛び上がる事ができず、ハゲU号君が一番高く飛び上がる事ができ、他の後ろからでも飛び上がり捕ってしまう。
 平等に与えるのに苦労するが川に戻り全員うがいする様に水を飲む様子を見てみんなにパンが行き渡った事を確認し安堵する。 
夏休みも今日で終わり・・・ 雨雲に覆われて 8月31日(日)
 今日で8月も終わりで最後まで天候が悪く、梅雨空のような一日であった。
 近くの銀行の前にお天気調べの掲示板があるが、
 夏休みの始まった7月20日〜8月28日まででお日さまマークが書かれてあったのは0日間で
 最高気温が30度以上あった日が16日間で例年の半分近くの異常気象が一目瞭然だった。
 今朝も北風がやや強く、防波堤に打ち付ける波も霧状に砕けてなびいていた。
 今朝もマガモ達に会えないかもと思ったが、数回クラクション鳴らした後上の方からそっと姿を現した。
 水辺に上がり羽ばたきやストレッチして見せてくれるが一目散にやって来る気配を見せなかった。
 ちょっと警戒しているらしい。
 降る雨により車から出ず手のみ差し出して蒔く様にしてエサを与えたが本当に身体一杯で嬉しさを現し啄ばんでいた。
 「もうないよ〜」の声にお尻振り振り戻って行き、
  水でうがいする様に嘴を上に向け水を飲む仕種にマガモの可愛さを少し ばかり感じた。
 帰りに白岩川河口の防波堤にこの頃にしては珍しく沢山のウミネコが強い風を楽しむ様に乱舞していた。
又姿見せず 海上に遥か能登の山並み鮮やかに 8月30日(土)
 我が家の鈴虫、さやかな鳴き声を発する。
 まだかまだかと一日千秋の思い?で待っていたが今朝漸く聞く事ができた。
 ほの暗いお店の片隅からささやかな鳴き声が漏れてきた。
 覇を競う力強い響きでなく何かしら幼稚な発声練習の段階に違いない。
 朝晩霧吹きしたりエサのナスビを取り替えたり私なりの世話をしているので鳴いてくれるのを誰よりも待ち遠しかった。
 エサのナスビもこの夏の冷夏で八百屋さんの値段も高いとか趣味で野菜作りの知人も出来が悪いとかで心配していたが、
 お客さんで小学校時代の恩師がやはり趣味で栽培しているからと言って無農薬の形が悪く虫食っていたりするナスビを毎日のように届けてくれて大助かりだった。
 色気の無くなって来て張りのないマガモ達の世話より美しい鳴き声で私に返答してくれる鈴虫の方が世話の遣り甲斐がある。この頃は・・・。
 北風が強く草木がそよいでいて車のクラクションが聞こえないのか今朝はマガモ達は、やって来なかった。
 海の方から押し寄せる波と満ちる潮で川の水もいつもの清らかな流れと川底の様々な石の自然模様も濁り水で隠れていた。
 富山湾の西の方に浮ぶ能登半島が濃紺の墨汁で描かれた様にくっきりと浮び上がっていたのが慰め一服の心の清涼剤となった。
好エサ場休耕田 青空広がるが山々今だ雲の中 8月29日(金)
 今朝はやや朝寝坊をし寝起きが悪かった。
 夢の中か現か猫のチョビ君の激しい夜鳴きの所為だ。
 人間で謂うただ今青春真っ盛りでメスを恋う生き物の本性の現れであるが、私にとっては安眠妨害に他ならない。
 他の2匹の猫はおナベゃん、おカマちゃんと去勢手術が行われているがチョビ君は今だ男性シンボルを付けてもらっている。、
 下界が気になるのか居間の二階から飛び降り脱出し、数日後帰還し家族皆を心配させた事が一度や二度ではない。
 家族の話題に上っているので可愛そうだが去勢手術を受けるのは近い・・・はずだ。
 自転車では遅くなるので車で出かける。
 昨日まで堤横の雑草が高く生い茂っていたが今朝はきれいに刈られハト・ムクドリ数羽が楽しそうに落ち穂を啄ばんでいた。
 マガモのエサを与えた後ちょっと遠回りして帰るが、
 大分色づき始めた稲穂の田圃の傍の休耕田にシラサギ(アマサギ・コサギそしてカラス)がこれまた楽しそうにえさを食べていた。
 農薬が散布されてなく、雑草の背も低い休耕田には鳥達のエサになる動植物が沢山有る。
 農民にとっては休耕田の増加は死活問題だが、今まで見かけたカモ類・キジムクドリそしてサギ達にとってこの上ない好エサ場に違いない。
 朝陽に映えきらきら光る白い羽根は、見た者の心を和ます。
三日ぶり姿を現す 青墨色の僧ヶ岳駒ヶ岳鮮やかに 8月28日(木)
 6万年ぶりの地球との大接近と騒がれ、行く予定していた富山天文台の観測会には家を出る頃雲が空一面に覆っていて行かなかったが、
 夜間スポーツをやり銭湯に行った帰りの午後10時近くに白岩川河畔を家に帰る頃ふと夜空を見上げると南南東の雲間に一瞬火星を見る事ができた。
 晴れた夜は他の星が見えなくても火星と金星は一際明るく輝いて見え、いつもはさほど感慨もないが昨日の一瞬の顔見世には喜びと感動さえ覚えた。
 ここ二日間マガモが姿を見せていないので今朝は、車のクラクションを鳴らし呼んでみることにした。
 堤を河川敷を通り水辺に着きクラクションを数回鳴らしてみた。
 すると鳴き声を出す事無くひょっこり上流側から五匹揃って姿を現した。全員無事な様子でほっと胸を撫で下ろす。
 久し振りのおいしいエサに有り付いてマガモ達の顔色も変わり必死なっている様子が伝わってくる。
 目の上のエサに揃ってジャンプするもの、他を突付いて排除してから狙うものと目の前でバトル合戦が繰り広げられた。
 エサを巡る戦いが済んで仲良く揃って帰って行ったがその後どうしているかそっと様子を見ると岸辺で全員気持ち良さそうに羽繕いをしていた。
 嘴に水を含みその後首を振り水を払いそして羽根の裏を擦るいつもの仕種だ。全員同じ仕種によりなぜ水を含んだり出したりするか判らないが
 特別な理由がある行為に違いない。
 エサを飛び上がって取った為の乱れた羽根の繕いだと思うが美味しいエサを得た精神的な満足の現れでもあるようだ。
 春の白い羽根でなく赤茶けた小さな羽根が数片水面に落ち花びらの様に回転しながら流れていった。 
心癒す鳴き声  剣大窓と池平山のシルエットが雲間に 8月27日(水)
 曇っていたが雨は大丈夫だろうと思い自転車で家を出たのに、
 濁った白岩川でカルガモが流れてくるエサを食い付いているのを右手に見て堤を走っている頃霧状の雨粒が身体を濡らし始めた。
 帽子を被っていたので多少の濡れを覚悟でマガモ達に会いに走り続けた。
 遠目には雨降りは余り感じられなかったが、河川敷の水溜りの水はねを見ると結構強く振っているようで賑やかであった。
 早々にエサを与えて帰ろうと思い呼び続けたが鳴き声も聞こえずやって来る気配が全くない。
 二日続きの対面なしだが水嵩が増しエサになるものが多く流れて来ているのでお腹が膨れていると思うが会えないといかにも寂しい。
 雨足が気になり帰途に着くが堤横の草むらから秋の虫が私を慰めてくれるようなささやかな鳴き声を奏でてくれていた。
 しかも橋詰の電線の上で数ヶ月振りにシジュウガラが胸を反らして一生懸命に囀る姿に出会い、
 雨に降られ、マガモにも振られ傷ついた?私の心を癒してくれる小さな生き物達の暖かい贈り物に濡れた衣服も私の心も乾いたような今朝の出来事だった。 
姿見せず 雨雲に覆われて 8月26日(火)
 夜半の稲光と轟く雷鳴で肝を冷やしたが起きて今朝は雨足も小振りとなり車ででかける。
 白岩川もやや水嵩が増し濁っていたが流れ来るエサ求めてカルガモが忙しそうに泳ぎ回っていた。
 マガモ達も自然のエサに恵まれやって来ないかも、という予想が残念ながらあたった。
 水辺で呼び続けたがやって来なかった。
 何時もは河川敷の畑で野菜作りに精を出すお元気お年より達も昨日の雨の後で今朝は見かけなかった。
 友人のご両親も元気に楽しく野良仕事をされているのを見て我が親父も早く良くなって楽しみにしているカラオケを歌えるようになって欲しいと念じている。
 それにしても高い病院の窓から見る景色には心が癒される。
 立山連峰が勿論飛越の山並みから富山湾まで一望できる。
 もっとも立山が顔を見せてくれたのが入院以来数回で寂しいが平野の緑の絨毯を眺めるのが又楽しい。一日も速い親父の退院はもっと楽しいが。 
シジミの乱舞 白いベールに包まれる遠くの景色 8月25日(月)
 チョウチョが羽根を広げて留まっているような形が富山県の地図だ。
 海抜0mの海岸から6〜70kmの所に3000m級の立山がある世界でも珍しい地形が富山の自慢でもある。
 三方に囲まれた山から大きな川が流れ、土砂の堆積でできた平野が富山平野であったり砺波平野で美味しい米を産する穀倉地帯だ。
 しかし今年は低温と日照不足で米のできが心配されているがここ2・3日の高温で品質及び量の回復に望みが託された。
 何時もの河原の水辺に数匹のシジミ蝶が飛び交っていて目を楽しませてくれた。
 薄青色の羽根を忙しく開閉させながらくっ付いたり離れたり激しく動き回り疲れたのか葉の上に止まるが
 羽根を合わせて留まるとあの薄青でなく白色なのでさっきの蝶だったのか又石の上に止まったりすると一瞬石と見間違う事も有る。
 立っていて足元近くで飛び交っている時の薄青色の乱舞にマガモオス達のみすぼらしい夏姿に対し侘しさを感ずるが
 小さいが私の心を楽しませてくれるようなうれしい情景だ。
 マガモのオスの特徴である青緑色の首と白い輪が全くなくなってしまい黒っぽい羽根の色と同じ位剥げてしまうのだから何とも可愛そうな気がする。
 鳴き声も小さくささやかで悲壮感さえ漂っているようなオス達の悲しい境遇である。
 メスが居なくなった今、青緑のの美しい青首や白い首輪そして黒い尾羽のカールがくっきりと現れて来るだろうか老婆心ながら心配になってくる。
マガモ達姿見せず 朝やけ雲に隠れる山並み 8月24日(日)
 日曜日の今朝、6時過ぎにはすでに白岩川にはハゼを釣る人が糸を垂れ海釣に向かうレジャーボートも音を潜める様に静かに海に向かう。
 海辺近くの空き地にも釣人の車で一杯になっており、昨日今日と絶好の釣日和となった様だ。
 何時もマガモにエサを与える岸辺にも小型トラックがすでに駐車されていて釣人がゴムボートでここから海に出ていったのだろう。
 その為かどうか判らないが口笛を吹いて呼んでもまったく姿を見せなかった。
 10分以上呼んでみたが上流も下流も泳いでいるような波紋ができていない。
 対岸の方にカルガモ数匹見えていたがしばらくしてエサを求めにか水上飛行しながら隊列組んで飛び去って行った。
 静かな池のような常願寺川河口近くの今朝の様子だった。
こいつらの行く末は… 雲間にスゴのカシラの三角柱がくっきりと
8月23日(土)
 毎日マガモにエサを与えに行くが家に帰ってもう一つの生き物にエサを与えるのも私の仕事?に加わった。
 2〜3週間前にお客様から鈴虫を頂き世話をする役目が課せられた。
 と言うのも我が家に猫三匹の他にカブトムシとミドリガメがいるがこれらが女性達の仕事になっているから手の開いているのは私のみだ。
 マガモのエサやりはお父さんの道楽と言って家族の関心がなく「もうやめたら〜」と、のたまう。
  確かにエサを与えなくてもマガモ達は生きては行けるだろうが、2〜3年間も毎日私に付合ってくれているから感謝もしているし、
 毎朝我が町の自然に触れ合う事ができ、新たな感動や生き物との出会いが又楽しく続けられている。
 私の健康維持にも多大な貢献をしていてくれていると思うのだが・・・。
 メスが一匹も居なくなってからは、心の隅にぽっかりと穴が空き足取りが重くなっているのは本音だ。
 キジや近くに居るカルガモのように雛が孵るという事がなくなってしまったからかも。
剥げ真っ盛り?  山並み既に霞みの中 8月22日(金)
 今朝は、青空が広がり朝陽がすでに眩しく北アルプスの山々も霞みが覆いその姿を隠していた。 
 家の近くを流れる白岩川に架かる東西橋の左岸側橋詰のレジャーボート係留用のポールの上でカルガモ親子が日向ぼっこをしていた。
 湿った日々が続いたので羽根を広げたりして乾かしている様にも見え、暑い日差しが待ち遠しかったのは生き物達の同じ願いだったのでは。
 常願寺川の何時ものマガモ達のエサ場にもハクセキレイ二匹がやって来たり、上市川堤横の休耕田ではキジの親子とカルガモの一列縦隊で歩く様子を見る事ができた。
 キジは、番になる頃から見かけていたが今朝はヒナが大きくなりメス親と見間違うほど成長していて間もなく飛んで行き、居なくなってしまうだろう。
 青い空に鏡のような波がなく穏やかな表情を見せる富山湾を横に見ながら自転車を漕いでいるとしっとりと汗ばんでくるが心地良い朝の一時であった。
 最近マガモ達は、用水溝横のセメント上には上がって来ようとしない。水面から2〜3歩上がってくるが様子を見ているが又下りて行ってしまう。
 辺りのゴミの散乱具合から日中に車で来て釣や休憩したりしている人達がいて邪魔にされ敬遠されているような気がする。
 仕方なくやや上流の巣なの水辺へ向かい口笛で呼び寄せる。こちらなら漣立てていそいそとやって来る。
 ツメナシ君など体全体が真っ黒になってしまい白い首輪など全く消えてしまった。
 シロツメ君のみ翼毛に白色が残っているのみで他の者も青首が剥げ嘴以外はカルガモと区別がつかないくらいだ。
 今年の夏は冷夏で日照不足で人間にとって厳しい夏で終わりそうだが動物達にとっては何時もと代わらない夏だったに違いない。
 秋が直ぐソコにやって来ているが。 
カルガモ近づくが 小雨に煙る中山間 8月21日(木)
 今朝、自転車で行くには雨粒が大きく車で家を出る。
 昨日の夏の太陽が嘘のようなうっとうしい梅雨のような空模様で、今朝も常願寺川川面一帯に乳白色の靄が水の流れに沿って下流に流れていた。
 穀倉地帯の富山平野では、今年の天候不順が今年の作柄に大変影響が有る事を心配され始めた。
 堤防横の田圃の稲も何時もなら黄金色の稲穂が頭を垂れていてお米の匂いが漂っていても良い頃なのに、
 まだ緑濃く実も入っていないのか垂れていない。知人にいただく夏野菜も小振りで痛んでいるのが多い。
 堤上に車を止め、水辺まで歩いて行くがマガモ達の姿がなく何時もの様に口笛を吹いて呼んでみる。
 青空だと呼ぶ口笛が上に抜けるが今朝のように雲が垂れもやがかかっていると良く響き直ちにやって来ると思ったがなかなか姿を現さない。
 諦め帰りかけると下流の方からやおら現れたが、呼ぶ口笛が聞こえるが私の姿を確認できないのかうろうろしている様子だった。
 音を聞き分けることが出きる距離が以外に遠くまでだが遠くを見る眼がせいぜい3〜40m位だろうか
 私と判って慌ててやって来たのは3〜40m付近からだった。その激しい泳ぎで近づいてくる様子に嬉しさを感ずる。
 目の前で羽ばたきするもの、片翼片足のストレッチするものと夫々だが歓迎していてくれる事に違いがない。
 最近余り沢山与えていないのでお腹も空き気味なのか差し出すエサを勢いよく啄ばみ指先ガ痛くなるくらいだ。
 カルガモ二匹が10〜15m位までやって来たがそれ以上は近づいて来ない。仲間の中には行ってきてくれればよいのだが・・・。
 二三日前の川が増水した時など、エサとなる好物が上流から流れてくるのか十数匹が並ぶようにして上流に嘴を向け忙しく動いていた。
 今年生まれたヒナ達も今では飛べるようになり自由にエサを求める事が出きるカルガモ達だが、
 行動半径が短いこのマガモ達、早く遠くまで自由に飛べるようにならないかな。 
靄の中から 雲間に大辻山のみ鮮やかに 8月20日(水)

         常願寺川川面にかかるもや
今朝は、久し振りの青空が広がり朝陽が眩しく感じられた。
右岸堤防上から対岸を望むと乳白色の靄が川面に漂っていた。
何時も不思議に思うが、白岩川にはほとんど出ず、
常願寺川や時たま沖の海の方までたちこめ、
岸辺の樹木より高く上る事がない。
又、用水が流れ込む右岸側も水面が見えているので靄が発生しない。
暖かい湿った空気が澄んで冷えた川水の上で水蒸気の粒となり霧状になり漂うそうだ。
微風で上面が波打ち、球形状に盛上がったりするから見ていて楽しい。
右の今朝のように青空が映えるとより一層幻想的に見える。
この夏のマガモ達の鳴き声も湿りがちだった。
声が小さくお互いささやくようで近づいて来なければ判らない。

 お久し振り〜 今朝も川面にもやが 8月19日(火)
 昨日三日ぶりにマガモに会おうと朝起きると余りにも雨足が強いので少々ためらったが、
 顔を見るだけでもと思い車で家を出る。
 しかし車のフロントガラスのワイパーを最速にしても前が見難くなるような激しい雨足で堤から水辺に下りて行くことができず、
 残念だが会わずに帰って来てしまった。
 昨日会えなかったので今朝こそはと家を出たが川面にはもやがかかりほとんど何も見れない。
 クラクションを5分くらい鳴らしつづけたがマガモ達はなかなか姿を現さなかった。
 諦めかけて堤防上の道路へ帰ると用水溝横にマガモ達が上がっているではないか。
 早速下りて行くが久し振りで私を警戒してるのか横を向いて片目でこちらを観察し出した。
 口笛を吹きエサを差し出すとペタペタと足をならし勢い良くやって来た。
 連日の雨で川が増水しエサとなる草木の穂や実等がゴミと一緒に流れて来るのでお腹は膨れていると思うが
 私が与えるエサは又特別においしく楽しみにしているはずだ。
 今までもこれで食べたくないと言った素振りは余り見たことがない。
 それにしてもマガモ達は見難い容姿になってしまったものだ。
 鮮やかな色だった青首が見る影もなく剥げてしまい白い輪もシロツメ君以外全く消えてしまっている。
 羽根もカメラのフラッシュで白い部分も浮き出て見えるが肉眼ではほとんど真っ黒に染めた様に見える。
 足のみが年中変わらず鮮やかな橙黄色でこの頃沢山居るカルガモ達と区別できる。

川面に漂う靄の中に
マガモ達の脚のみが鮮やかに・・・
行ってくるよ〜 はや秋雨前線? 8月14日(木)
 今朝の天候は梅雨時期のような空でとても8月中とは思えず、気温も9月から10月上旬頃の気温とかでお盆休日を郊外で楽しもうと思った人達にとって最悪の気候になった。
 私も明日からお盆休日の内三日間を福井県までソフトボール審判を要請され遠征する事になっているが、
 生甲斐であり楽しみにしている審判県外派遣を悪いグランドコンディションの中でやりたくないので大変気になり暇を見てはインターネットで天気予報と睨めっこしている。
 困った時の神頼みではないが、お盆によりご先祖様?に「福井の空が良い天気でありますように!」と子供の願い事の様にお願いしている始末だ。
 中日本男子選手権により、少々緊張し気合が入っているので余計なことで気が逸らされるのは困る。
 入院している親父さんも安定しているので心置きなく全力でやって来ようと思っている。
 マガモ日記を書き続けて初めてだと思う3日くらい休むのは。
 .もっとも会えないのは2日間のみで書く暇がないのではと思っているのでマガモ達よ安心しろ会いには来るから。
 今朝も家に帰り車のドア―の下にマガモ達がエサを啄ばむ時に飛び上がった時についた泥跳ねで汚れてしまっていた。
 強い雨降りにより車外に出る事無く、窓を開け手のみ差し出し与えていたので泥の水溜りでジャンプさせていたのを見逃していたのだ。
 明日はこのような汚れた車で神聖な?競技場に行く訳に行かない。
 あ〜あ洗車の仕事が増えてしまった、マガモ達のお陰で・・・。
秋、郷愁 青空に山並みさわやかに 8月13日(水)
 今朝の青空に秋の気配を感じた。
 真っ青な空に文字通り刷毛で筋を引くように鮮やかに描かれた白い雲に「あ〜そうだ、今日からお盆だ!」と短い夏を感じた。
 真夏の豪壮な入道雲をほとんど見ない間に筋雲を見て、しかも秋の風物詩ハゼ釣る人を見かけより感じてしまった。
 白岩川に架かる東西橋上流側でまだ10センチ以内の小ぶりだがちょくちょく釣れていたので例年より速い釣果に釣人との会話も弾んだ。
 ハゼの天ぷらの美味しさと東京湾での屋形船でのハゼ釣を語ってくれたが私達の少年の頃この川でフナ釣りをした時外道であるハゼの俗称ぐず≠ノ
 悩まされた事を話し出してしまった。
 昭和30年前後竹ざおでエサにミミズやご飯粒で釣るが口が大きいぐず≠ェ貴重な釣針を呑み込んでしまい、
 グロテスクなその顔立ちにも腹が立ち石に叩き付ける様にして釣針を外した事を語った。
 食べれ美味しいらしい事が判ったのはつい数年前でまだ食した事がないので私の口では言えない味だ。
 子供の頃の思い出でもう一つ、
 マガモにエサを与えている水辺の砂浜には砂跌の黒い塊が交じっていて落ちたエサを啄ばむ時に嘴の周りに黒い砂が付着して、
 セルロイドの下敷きの上に砂鉄を置き下から磁石で動かしできる色々の形状を楽しんだ様子を思い出した。
 常願寺川河口左岸の浜黒崎海岸一帯には砂鉄取りに行ったり、採ったアサリを瓦の上で焼いて食べた思い出など沢山在る。
 しかし現在の海岸一帯には当時の面影が全くなく、防波堤とテトラポットの長く連なる殺風景?な海辺で
 波状の広い砂浜で波打ち際をオートバイでぶっ飛ばしていた高校時代が今は懐かしく感じられる。
御近づきに 雨空に覆われて 8月12日(火)
 お盆前と言うに肌寒い雨が川面に跳ねていてとてもじゃないが車外に出れそうにない今朝、
 水辺まで行きクラクションを鳴らしマガモ達に呼びかけるが聞こえないのかなかなか姿を現さない。
 諦め堤上に帰って来て振り帰って見ると上がって来ているのが見えた。しかたないが又戻って会いに行く。
 お尻振り振り近づいて来るから又行こうと言う気になるのかもしれない。ちょうど運転席側の窓口にやって来るから頭が良い.私が居るから当たり前だが・・・。
 強い雨により手を差し伸べる事もできずえさを蒔く様にして与えるが小さな粒状のエサがよく識別できるものだと感心する。
 もっともエサも砂等と一緒に身体の中に入って行くのだが生態上黒い糞となり排泄されるから全く心配なくよって激しく見境なく飲み込むのだ。
 その凄まじさに感心するがよくお腹を壊さないものだと思う。なくなったらいそいそと川へ帰って行く。
 現金な奴らだが私の行動に慣れた証拠でも在る。何処へ行くかと見ていたら中州近くに居るカルガモの集団の方へ泳いで行く。
 仲良く慣れれば良いのだが・・・。 
近くにカルガモが・・ 朝日岳長栂山日の出に冴える 8月11日(月)
 休日の朝は目が醒めるのが速い。昔からそうだった。
 前夜どんなに遅く寝床についても一眠りで朝早くすっきりと起きれる。仕事がある日はそうはゆかず何となく布団が恋しくもうちょっともうちょっととなる。
 休日はゆっくりと朝寝すると言う人の気持ちがわからない。休日は仕事以上に疲れるが其れが又すごく楽しい其れが我が人生道・楽の証でも在る。
 大好きな温泉を特に露天風呂を数ヶ所も巡る事は他人様に言わせるとクレージーと言われるに違いない。
 今日も何時もその水の清らかさに感嘆している常願寺川の堤防上道路を通り上流に在る立山山麓温泉と亀谷温泉で緑の山々を望みながら露天風呂でくつろぐ。
 温湯で長湯し火照る身体を谷をそよぐ心地良い沢風で冷ます最高の癒しだ。特に手掌で温泉を汲み顔を数回洗うがこの時の温泉臭がたまらなく好きだ。
 単純泉塩化物泉より硫化物泉の鼻をつく臭いが如何にも温泉に入っていると言う気になり体調が良くなる気になるから楽しい。
 勿論男性でもアルカリ泉の肌につややかな感触がきれいになったような気持ちになり爽やかになる。
 マガモ達の毛並みも今が最悪かもしれない。羽根が黒ずみ青首も色あせハゲだらけになってしまった。
 もっともメスが居なくなり全く色気がなくなってしまったのカモ。今朝も近くにカルガモの小さな集団がいたが御近づきになれれば良いが・・・嫌われるかな〜。
暑さにグロッキー 県人の賞賛 立山連峰 8月10日(日)
昨日の県内通過を最良のコースと喜んでいた台風10号が北海道では大きな被害を残し北へ去って行った。
誇りに思った立山も今朝は県人の賞賛で照れくさいのか雲に隠れ姿を現さなかった。
暑さもやや戻り、初めての夏の体験であるチョビ君≠焜Oロッキー気味で窓際で長く横たわっていた。
私も、お店の冷房でグロッキー気味だが食欲とビールだけはチョビ君と同じくよくお腹に入る。
イクラ君は夏ばてで食欲があまりなくエサを食べるのが遅いので横取りし食べようとしてパンチを食らっている。
懲りずに何度でもやるので仕舞いにイクラ君の方が痺れを切らし去って行く。したたかなチョビ君だ。
今では我が家の女性軍の寵愛を一手に引き受けているので何をしてもお咎めがない羨ましいやつだ。
其れ故、私のひがみ?のはけ口として強烈なマッサージを受ける。
気持ちは良いのか又は余りにも痛すぎてかグーもスーも言えず瞼を閉じ両手を伸ばし悶える。
その悶える姿を眺め溜飲を下げる私って本当に嫌らしいやつらしい女性軍から見れば・・・。
皆の見ていない時にやっていると本奇人変人の本性剥き出しなのだが・・・まだそこまでは。
起床遅れ会えず 立山連峰 台風を防ぐ 8月9日(土)
 緊張して迎え撃つ覚悟ができていたのに・・・。肩透かしを食う。
 日本列島に上陸し、各地に被害をもたらした台風10号がお昼頃富山県内に最接近したが、台風による強風や大雨がほとんどなく、
 本当に台風がやって来て居たのだろうかと疑念さえ起きた県人にとって最良の台風コースであった。
 この頃はその勇姿を見る事ができず不平ばかりこぼしていたが、やる時はきちっと働いてくれたのだった立山連峰が。
 台風が富山平野を通過する時、地表では反時計回りに渦巻く空気の渦が北陸地方の南部の山々特に立山連峰の山並みがついたての役目を果たし
 南から吹きこむはずだった強風と雨雲をブロックし防いでくれた。
 梨などの果実栽培農家や漁業関係者はほっと胸を撫で下ろした事だろう。
 大きな働きをして誇らしげに見えた今朝の立山連峰だった。
 浜辺に行くがマガモ達の所へ行かなかった。
侘しい集団?マガモのオス達 濃紺の立山連峰の稜線 8月8日(金)
 季節外れの台風が日本に近づいており、上空には強い風が吹いているのかいつもは、もやに覆われて
いて隠れていた立山の山並みが今朝はくっきりと緑の田園の上に現れた。
正面の剣岳の残雪も小窓三ノ窓の谷筋に残るのみとなり一層その優駿さが誇示されていた。
例年だと田圃の稲穂も色づき米の匂いが漂っている頃だが
遅く苗が植えられたのと梅雨時の日照不足でまだ緑濃い田園風景となっている。
しかし深緑の田園と濃紺の山並みのコントラストが如何にも美しい。
これが、私が推奨する立山をあおぐ座席指定席≠ナある。いかがですか?。
今朝は何時もより寝坊したので車で行くが水辺からクラクションで呼びかけるとやって来た。
岸辺に上がってくる時必ず羽ばたきを見せてくれる。
羽元の白さが朝日で眩しく感じるが
今頃がマガモのオス達の最も醜い季節でみすぼらしく見える。
秋から初冬のあの鮮やかな色彩の頃と異なり、青首がハゲ特に嘴の周りや喉元が酷く
羽根が黒ずみ先端部が千切れていたり綻びていて痛々しくも見える。
近くにカルガモもいるが遠目では区別がつけ難くなっている。
マガモのメスとカルガモの風袋はよく似ている。
それにしてもメスの姿がない侘しい集団になってしまったものだ。
ちょっとサービス 日の出前、魚東地方の稜線鮮やかに・・・ 8月7日(木)
 昨夜の稲光には驚かされた。
 高層の病室の広い窓からは小さな閃光だったのが何時しか長い稲光が幾重も現れ
 防音装置の窓により雷鳴が轟かず華やかな天体ショウにも思えたが時たま発する親父の苦痛な叫びが雷鳴より恐怖に感じられた。
 数日前に自転車で転倒して骨折し手術したばかりの個室での家族全員で見た凄まじい出来事だった。
 今朝は病院へ行く為日の出前に家を出たが昨日の嵐がうその様に、久し振りに朝焼けの空に稜線がくっきり浮かび上がっていた。
 病状が気になり、マガモ達に会う事を後にし病院に駆けつける。
 以外にも一夜過ぎた親父の状態が今日の立山連峰のようにすっきりしているように思え胸を撫で下ろし改めて残雪小さくなった夏の山を眺める。
 高い剣や立山の頂上付近にはまだ雲がかかっていたが次第に消えていくだろう。いやそう在って欲しいと願う。
 マガモ達にもすっきりした気持ちで会う事ができた。
 お前達に今日は何時もより沢山エサをやるから一緒に親父の回復が早い事を願って欲しい。
マガモのジャンプ 面目なさそうな立山あおぐ特等席≠フ看板 8月6日(水)
 今日もあの立山を見る事ができない。
 毎朝のように立山あおぐ特等席≠ナ立ち止まり眺めるがその勇姿をしばらく見たことがない。
 身近な所で浜黒崎海岸、水橋商工文化会館そして国道8号線東パーキングが特等席に指定されているが
 何時もの常願寺川下流付近も特等席に指定されていないが優るとも劣らない景色眺望座席指定席だと自負している。
 素晴らしい景色には触れることができないが毎日の様に小動物や野鳥達に目を奪われ図鑑やインターネットで名前だけでもと調べて見る。
 今朝も水辺で二匹の小さなチョウチョに出会う。色や大きさから見てシジミだと直感的に感じた。
 一見してシジミ貝の内側の色や形によく似ていて最近はじっくりと見たことがなかったが、
 小学生の頃よく遊んだお宮の境内傍の小川でよく見かけた昔懐かしい夏の風景が頭を横切った。
 もう一つ、
 家の前の電線に「ギ〜・ギー」と騒がしい鳴き声が聞こえたので見上げてみると
 尾羽が体長と同じ位長いオナガが3〜4匹やって来た。樹木の傍でなく電線とは。顔見世に来てくれたのか早速デジカメで写してみたが・・・。
 シジミやオナガを調べて見るがカメラでアップで写っていないのと種類が多いので残念・・・小さく写り確認できそうにない。
 次の機会に望遠カメラで挑戦することにする。
 マガモ達も今ではジャンプしてエサを啄ばむ挑戦をし続けている。
 体力を使ってエサを得る、これもマガモ達の挑戦でお互いに奪い取ろうと一生懸命さが目の前で繰り広げられている。
 エサを掴む指先は砂で汚れた嘴で突っつかれ汚れるが、澄みきった冷たい常願寺川水に手をざすが気持ちが良い事この上ない。 
自然との触れ合い この間稜線望めたのは、薄く写った一日のみ 8月2日(土)〜5日(火)
 チョビ君の我が家での存在感が思い知らされた一周間だった。
 正確は五日間だったが一週間いやそれ以上に長く辛く感じられた日々だった。
 戻って来ても他の猫より人懐っこい為家族皆の関心を集めてしまい、なぜか振り回されているような気もする。
 我が家へやって来た経緯が特異により、一層気にかかり注目しているようだ。
 しかし、とっぴな事をしでかしたり寝ている表情など駄々っ子のような無邪気な寝姿で鳴き声も甘えたような声で何となく皆の気を引き付ける役者猫だ。
 そのような訳で毎朝マガモの所へ行ってはいるが、エサを食べる彼らの表情に変化がなくマンネリ化してしまい記載するような事項がなくなった。
 と言うより私の移り気?な性格がこのような事態になってしまったのかも。
 この頃、エサ場近くに居なく上流の方にいて必ず口笛を吹いて呼び寄せると数分後五匹揃ってやって来る。
 確かに私より先に人がやって来てエサを与えられ満腹の時はやっては来るが上がって来ないのは以前と変わらない。
 土・日等早朝から日中も何組もの人達がやって来てエサを与えられている
放置し散乱しているゴミが証明してくれるから悲しい現実だ。
 きっと子供連れもあると思うが動物と共にこの美しい自然も大事にして欲しいものだ。
 残飯漁るカラスやトンビより珍しい野鳥達の憩いの場所になっているこの付近を大切に残して私達の楽しい憩いの地域にしたい。
 マガモの生態は毎日変わらないがここの風景は一日として同じ日はないように感じられる。
 広い海と二・三千メートル級の山々が連なり、自然豊な野山が一望できる場所は全国でも大変珍しく我が町の誇りでもある。
 春夏秋冬四季夫々の季節感がくっきりとある風光明媚な地は日本でも数少ないのでは。
 仕事柄日中は出かける事はできないが朝の清清しい時間帯に触れることが出きる風景を今後も拙い文書で書き綴って行きたい。
チョビ君我が家に戻る! 東部の山の稜線ぼんやりと 8月1日(金)
 昨日の夜チョビ君≠ェ五日ぶりに我が家の住民に戻った。
 昨日は朝から姿は勿論鳴き声さえ聞かれなかったが、一番チョビ君≠気にかけていた妻が夕飯後猫の鳴き声を微かに聞いたそうだ。
 外に出て耳を凝らしてその声の出所を突き詰めると隣家の縁の下だった。
 いつも上げ膳据え膳のチョビ君にはこの五日間は何も食べておらずきっと空腹のはずだ。
 猫達のエサの与え係り?の妻がチョビ君の赤い食器にカンズメと粒状のエサを混ぜ隣家の庭先に持って行き、「チョビ・チョビ」と呼びかけながら差し出した。
 そこはお腹が空いているチョビ君、徐々に近づいて来てついに妻の腕の中に吸い込まれて行った。
 涙顔が次第に笑顔に変わって行くのに時間がかからなかった。そう言う私も妻やチョビ君の姿がが歪んで見えたから大きな事は言えない。
 良く私達を泣かせてくれるチョビ君≠セ。
 チョビは、他の二匹より愛嬌があり人懐っこく仕種がまだ子供っぽいからより一層可愛いく呼びかけられる。
 今までチョビ君が居なく家族は勿論二匹の猫も何となく喧嘩相手も居なかったのか大人しくしょんぼりしている様だったが
 姿を見た途端唸り声を上げ机の上、たんすの上そしてテレビの上とか騒々しく駆け巡り始めて従来の賑やかな辻谷家の二階になった。
 まずは目出度し目出度し・・・・だがこいつには本当に精根が取られる。 私ではなく妻が・・・。   
チョビ君のお詫びの姿を・・(チョビの独り言) あ〜あ外は楽しかったけど・・・

          

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