富山の朝朱
 ((とやまのあさあけ) 


12月2日7時1分 富山市水橋朝日町海岸より
この日立山大谷で雪崩により2人の尊い命が奪われた。
素晴らしい景色の下には悲しい出来事も生まれる。

      12月2日 7時22分 富山市水橋上市川畔より
    12月に入ったのに3日間続けて雲ひとつ無い青空に
    立山連峰がくっきりと浮かび上がった。
    放射冷却といかないのでややもやに覆われていたが
    日の出は何時見ても感動する。

冬至頃は、剱岳と剱御前の間付近から日が昇る。
この付近から、立山三山は、大日岳等で陰になり見えないが、剱岳が一番雄々しく見える場所だ。
水橋の真ん中を流れる白岩川を挟んで東の方は砂利の海岸、西の方は、砂浜と極端に別れている。
このような海岸は日本でも、いや世界でも有数な海岸ではないかと思うが。

現代は、大きな川での砂防工事や河川改修等で砂利、砂の流れ込みが少なくなっているのではないか。
テトラポットによる海岸浸食の防止の工事が湾岸一面で行われている。
四季それぞれ、釣り人で賑わう。
冬の蜃気楼浮島現象≠ェよく現れる。(富山湾で一番よく見られるのでは・・・。)

        


真冬のある日雲一つない青空が広がり
放射冷却で気温は0℃を下回る厳冬の朝
陽が昇り始めると雪面が温められ湯気が立ち込めるがまだ重く幻想的に広がる不思議な情景だ。





毛勝三山周辺から陽が登る時期(3月上旬頃)は、
富山市野中の“はくちょうの里”で越冬した白鳥達も北へ帰る準備の為か
陽が昇り始めると飛行訓練を始める




厳冬期の放射冷却でくっきりと立山連峰が広がった朝
高岡市雨晴海岸は全国からのカメラマンで賑わう
富山湾の冬の風物詩“けあらし”が有名な“弁慶岩”を勇壮な立山連峰をバックに
勇壮的に際立たせる光景がなんとも珍しく多くの観光客の目を楽しませる



剱岳頂上付近の雪煙に照らされた陽光が光源となり
その険峻な剱岳の影が霧状の薄い雲に写し出された珍しい光景
厳冬期このような光景を目にする



 
剱岳がその勇姿を誇示しているような勇壮な寒いある朝の光景
常願寺川河口より眺める




日の出前の陽光が毛勝三山の後ろから照射し
光の幕が立山連峰の頭上に広がる




雪煙をアップにすると・・・



寒い朝でも散歩やサイクリングをしているとこんな光景に出会うから
カメラを持って出かける。楽しい光景に出会うことが多い



常願寺川左岸河畔に近い富山市野中“はくちょうの里”の厳冬のある朝




2月下旬頃の朝朱
冬至最南の日の出は、剱岳右方の真砂岳周辺だったが
この頃は毛勝三山から午前7時前に太陽が顔を出す。

   

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