リウマチに打克つ

                           立 山 登 山   (2007年 9月24日)

                                   2006年 1月県立病院医師より「リウマチです」と病状名を宣告されて約二年、          
          寝返り打つのも階段上ること、いや歩く事さえままならなかった症状最悪期。
           内科和漢薬医師の処方により症状も回復し、
         自身の『元のスポーツ大好きな健康の体に戻るんだ!』と言う強い意志による
         トレニング(エクササイズ)によりほぼ完全に健康な身体に戻った。
           家族も自身も『奇跡に近い』と感じ、医師や励ましてくれたすべての人に感謝している。
                          
 (リウマチ闘病プログ) 

    

       2007年 9月24日 2年ぶりに立山単独登山を行った。
         前日の天気予報では、曇りとの事で、みくりヶ池から雷鳥沢辺りを散策する積もりで
         雨さえ落ちなければ立山(雄山3003m)山頂トライしようかなと思って早朝家を出る。

        ケーブルから立山高原バスに乗り、弘法付近過ぎる頃から、青空が広がってきて
        大日岳・薬師岳そして剱岳がその勇姿を表し、室堂到着すると立山が目の前で私を呼んでいるではないか。
  


  

 チュウコウ(1944年生まれ)
                

                   7:45  室堂着 → 8:00 室堂小屋付近出発  →  8:15 雪渓付近で休息  →  8:50 一の越着

                        9:30  三の越着  →  10:00前 立山(雄山社務所)着  雄山山頂神社お払い受ける(2年ぶり)

                       11:00  大汝山(3015m)登頂  →  11:30  富士の折立(299m)登頂  →  12:00頃 真砂岳登山

                       13:00  剱御前小屋  →  雷鳥沢 → 地獄谷 → みくりヶ池山荘 →  15:20 室堂ターミナル発

                       16:30頃 立山駅着


                   強行日程だったが、体調が元の身体に戻ったことを証明してくれた愛する山々に感謝しながら家路に着いた。
                                                 
                                        

                           立山高原バス車中より     落差日本一の称名滝望む                                   弥陀ヶ原高原を行く

                       
                           
                           幸運にもこれから行く立山(雄山3003m)がくっきりと現れた。
                           目の前の一の越へ向かう登山道近くのイワイチョウの葉も黄色く色付く


                                                                           
                    左 みくりヶ池、右みどりヶ池  地獄谷から立ち上る噴煙  雲間に微かに大日岳が・・・一の越登山道より



                       

                      登り行くに従い雲も消え、左大日岳・右奥大日岳が姿を現し左室堂平中央みくりヶ池そして左下に雷鳥沢が・・・

                                                     
                      

                        立山(雄山3003m)山頂の雄山神社に於いて二年ぶりにお払いを受ける。
                              もう登れないのではと思っていただけに感慨もひとしをだった。



                      

                      雄山山頂の社務所より剱岳(奥2999m)望む。これから行く真砂岳別山への登山道も見えてきた。
                           雄山登頂で帰る予定だったが体調も良さそうなので大汝山(3015m)富士の折立(2999m)
                           そして真砂岳別山を経て剱御前小屋から雷鳥沢地獄谷を回って室堂ターミナルに向かうことにする。
 

      

           雄山頂上(3003m)                      大汝山(3015m)より剱岳八つ峰望む             富士の折立(2999m)より眼下の黒部湖望む

                                        
                             
                                                         真砂岳から別山に向かうに従い、雲が広がってきた。 正面大日岳右の早月の 
                                                         谷から雲が湧き上がってくる。

                        勿論雨具の用意も万全だ。


                                             
                              
                                                  大降りではなかったが霧雨の新室堂乗越しより下山する。
                                  幸いにも雷鳥平に近づくにつれ雨も止み視界も広がってきた。
                                  地獄谷からみくりヶ池に登る階段も十分に足腰に力が残っていた。
                                  自身の血もにじむようなトレニイングの賜物だと感ぜずにいられない。

                         


平成20年 立山黒部アルペンルート
市  町  村  デ  ー
               第1弾 7月1日(火)〜7日(月)
               第2弾 9月1日(月)〜7日(日)

         第1弾期間中の 7月6日(日)【立山登山市町村デー】に参加する。

立山黒部アルペンルート運賃が3割引
立山駅〜室堂往復  通常運賃、4,190円が2,940円

立山黒部アルペンルート市町村デー 検索


   

5時10分頃家を出て5時50分頃立山駅に着く。
7時始発のケーブルにはまだ時間があったが
三々五々登山者が駆け込んで来て
たちまち長い列が出来始めた。


『注 美女平からの高原バスの視界が最もよく見ることが出来る最前列に席を取るため、
一番ケーブルの前の扉付近に最後に乗り
高原バスの改札口に一番になるよう駆け込むのが私の鉄則?。』



高原バスから見る雪の大谷雪壁。
7月と言うに高い所でまだ7〜8m位あるかも。
雪の大谷 検索

室堂(2450m)着8時頃
これから向かう立山が。
一の越までの行程のほとんどが雪の登山道


雪面少なくなった奥大日岳南側側面。
朝の散歩時見る北面は、
まだ雪面多く白い山肌が目立つ感じだ。
一の越(2700m)9時10分着
10時30分雄山頂上 (3003m)着く。
薄日射し始め、神主さんの衣装が際立って美しく感じた。

11時15分大汝山(標高3015m)に着く。
真砂岳から別山へ向かう予定だったが、
天候や時間的にここより引き返すことにする。
これが大正解だった。室堂発つ頃雨が降り出す。
 大汝山頂上にて昼食を摂る。
眼下の黒部ダムの湖水の色も下山を急げと教えるように変色

大汝山より室堂平(左・みくりヶ池(やや中央)・雷鳥平(左)
大日岳(左)・奥大日岳(右)望む

                           大汝山頂上より雄山(3003m)望む
 
 大汝山より富士の折立(2999m)真砂岳(2861m)別山(2861m)
剱御前への稜線
 遙か向こうに剱岳の八ッ峯を望む。

 予定では真砂岳別山そして剱御前小屋を経て室堂乗り越しより
 雷鳥沢に降りる予定だったが、
 剱岳左方の富山平野側谷から雲が湧き上がって来ているので
 天候が悪くなると予想し、残念だがこれより引き返すことにする。

 これが正解だった。
 下山するに従い頭上から雲が降りて来て
 室堂平付近に近づいた頃から雨粒が落ちてきた。



雄山(3003m)の頂上にて剱岳を背景にハイポーズ

                                    


                                                      

 

                                                     

                 

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