立 山 の 紅 葉

  数年前まで体育の日祝日で好天に恵まれる日が多かったように思う。
昨年も立山の紅葉見物及びカメラ暦僅かの腕試しにと出かけたが、
幸か不幸か前日に初冠雪に見舞われ
透き通るような青空に恵まれたが、肝心の室堂や紅葉の道の雷鳥平が4〜50cmの積雪で
ナナカマドの葉が紅黒く変色し見るも無残な紅葉見物となった。

そこで2007年10月10日に仕事をお留守にして出かけた。
結果は・・・以下をご覧ください。



     
        高原バス終点室堂ターミナルより立山望む                             室堂よりみくりが池山荘に向かう途中の立山
           立山 (右 雄山3003m・中央 大汝山3015m 富士の折立2999m ) 

                   立山駅前駐車場はもうすでに満車で、歩いて約十分位の常願寺川河畔の第二駐車場を利用する事になった。
                   10時発のケーブルに乗り、7分後に美女平に着く。新装成った駅舎は立山登山口に相応しく大きくすっきりしたように思う。
                   10時20分発立山高原バスに乗るがブナの森林の中を抜け、薬師岳や大日岳が見える弘法小屋を過ぎる頃から真っ青の空が広がってきて
                   山肌もすっきりと姿を現してきた。年に数回しかない最高の立山観光日和となった。
素人カメラマンにとって最高のプレゼントだが・・・・



 

みくりヶ池から雷鳥平へ向かう途中にて
中央の山が立山(雄山3003mその右大汝山3015m) その直下のくびれた箇所が氷河により削られた山崎カール
小高い紅葉の山は、雷鳥平から浄土川を渡り一の越への山道を通称“紅葉の道”と言われている。
ナナカマドの赤ダケカンバの黄色そしてハイマツ等の緑のコントラストが最高だった。





雷鳥平に近づくに連れて真っ赤に色づくナナカマドが目に焼き付く。




雷鳥平から浄土沢へ。
浄土沢から一の越に向かう神の道別名紅葉の道(ロード)登山口が左端に。
丸山の紅葉は真っ盛り。平年より2週間くらい遅いかも。





大きく開く山崎カール
帰途再び雷鳥平からみくりが池へ。傾きかけた陽光を背にし立山を望む




神の道(紅葉の道)より別山方向望む



神の道(紅葉の道)より奥大日岳望む





みくりが池方面から室堂山荘へ向かう道から再び立山望む。





2005年のナナカマドの葉が落ち実が真っ赤に色づいと頃



地獄谷の向こうに雲海が大きく広がっていた。
富山平野は何とあの雲の下に・・・。


今回も登山道をストックを片手に動き回ったが
足腰に何のトラブルもなく無事帰ることが出来た。
本当に『リュマチに打ち克った』と神仏に感謝せずにいられなかった。
自分自身に今回も敢闘賞を授与する。



                                              


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